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凹凸

ウイスク検査を受けて差が大きい息子のことがわかった!

5歳息子がWISK-Ⅳ検査を受けて、その結果が出たのでお話を聞きに行きました。
息子は以前保健師さんに「発達障害かも・・・」と言われていました。
でも私としてはあまり受け入れたくないし、発達障害というほどの傾向もないように思いました。

しかし上手くいかないことがあるとすぐ大きい声を出すし、手が汚れるとものすごく嫌がるし、ちょっと過敏かなと思われるところがありました。
でも私も手が汚れると嫌だし、ちょっと過敏なところもあるので、私に似たのかなとも思っていました。

そんな少し気になるところがある息子のことがWISC検査を受けて理解できることが多くありました。

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WISC-Ⅳについて

ウイスク1

WISC-Ⅳ検査とは?

WISC-Ⅳは5歳0ヶ月~16歳11ヶ月を対象にした児童用発達検査で、検査時間は60~90分です。

この検査では4項目「言語理解」「知覚推理」「作業記憶」「処理速度」のIQと、その平均値「全検査IQ」を知ることができます。
得意な項目と苦手な項目を知ることができ、また各項目の開き具合を知ることでその子が何に困っているかがわかります。

全検査IQの平均値は100、平均レベルはIQ80~120、境界線レベルはIQ70~79、IQ69以下は軽度の遅れが見られるレベルとされています。

4つの項目のうち、一番高い項目と一番低い項目の差が15以上だと、能力に凹凸があることになります。
さらにその差が大きいほど日常生活に支障が出てきます。
各項目の内容は次のようになります。

「言語理解」はその子の持つ語彙や言語的な知識、言葉からの理解力や表現力、さらに言葉による推理能力がわかります。
「知覚推理」は言葉以外の視覚的な情報からイメージしたり推測する能力がわかります。
「ワーキングメモリー」は聴覚的な情報を一時的に正確に記憶する能力がわかります。
「処理速度」は視覚的な情報を数多く正確に処理する能力がわかります。

WISC-Ⅳからわかることは?

この検査は発達障害を診断するものではありませんが、発達障害の診断基準の一つであることは事実のようです。
例えば全検査IQが低いなどのときは発達障害と診断されることも多いようです。

発達障害かどうかということも大切ですが、それ以外にその子の得意な部分や苦手な部分がわかり、親や学校の先生の対応もわかるので、その点はとても参考になります。

WISC-Ⅳのような結果はお子さんがなるべく小さいうちに分かったほうが良いと思いました。(と言ってもWISC-Ⅳは5歳0ヶ月からしか受けられませんが・・・)
なぜなら得な部分はさらに伸ばしてあげれますし、苦手な部分も改善したりカバーできるような環境を作りやすくなるからです。

ちなみにWISCの検査結果がIQ180などものすごく高くてもいわゆる「天才」だとは言えないようです。
IQ平均レベル110~120の中に「天才」はいるようです。

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息子のWISC-Ⅳ検査結果について

ウイスク4

言語理解 72
知覚推理 104
ワーキンブメモリー 106
処理速度 86
全検査 88 

でした。
平均IQは88でしたが、誤差もあるので83~94の範囲であり、平均100より低いです。
問題がないとされる水準80以上ではありましたが、一つ一つの検査ではばらつきがあるようでした。

一番高い点数の「ワーキンブメモリー」106と一番低い点数の「言語理解」72の差が34あり、生活に支障が出るレベルでした。

検査中の態度について

検査時間は80分で、来年入学予定の小学校の先生と一緒に行いました。

一つの検査が終わるごとに落ち着きがなく、多動傾向が見られたようです。
先生の目を見て話を聞くとことや、静かに座って聴くことはできませんでしたが、次の検査に向かうときは指示に従って取り組むことができました。
話し声の大きさは小さいのですが、相手に伝わる言い方で話していました。

質問にはっきり答えられなかったり、検査中に姿勢がくずれる姿が見られました。
その様子から集中が弱く言葉も明確ではないのですが、答えようとする意欲は見られました。

家でも何かやり始めてもすぐに嫌になることはよくあります。
集中力も足りないなぁ、とも思います。

でもそれで投げ出すことはあまりなく、泣いて上手くいかないと癇癪のようになるので、私が少し手を貸してやると納得して落ち着きます。
そして最後まで完成させます。

自分の思い描いたゴールはとても明確にイメージできているようです。
でもそこへたどり着くまでの方法がまだ自分一人ではできないため、癇癪を起こすのかと思います。

各項目について

最も得意なのは、注意を持続させて聴覚的な情報を正確に取り込み記憶する能力「ワーキンブメモリー」が106でした。
この数値106は、上位10%なので高い成績です。
「ワーキングメモリー」が高いと人の話を聞く力があります。

次に得意なのは見て理解する力「知覚推理」が104でした。
これは平均の中で上くらいです。
中でも視覚的な情報をとりこみ、全体を部分に分解する力は、上位10~15%に位置する成績でした。

しかし「知覚推理」の中でも、単純で機械的な作業は苦手という結果でした。
図形や視覚的探求など見つける力が必要なものは苦手のようです。

最も苦手なのは、言語の理解や表現力やことばによる推理力や思考力があり、経験したことを言葉にしていく「言語理解」72です。
中でも言葉の意味を答える力が下位5%と低い成績でした。
もう一つは、二つの言葉の共通点を言葉で説明する力と、日常的な問題解決や社会ルールなどを答える力が低い成績でした。

これらのことは、頭ではわかっているが、言葉でうまく表現できない、と説明を受けました。
また言語理解に弱さがあるので、理解するのに時間がかかりました。
何度か質問の説明をされるうちに理解し、答えようとする意欲が見られました。

「処理速度」は86で、これも低い成績でした。その場合視覚的短期記憶が苦手なため、視覚的な指示に従って行動することが苦手になります。
「言語理解」が低いと相手の言葉を理解するが苦手なので、言葉での指示による行動も苦手になります。
息子が小学生になってからの団体行動について心配になりました。

WISC-Ⅳの結果から見えてきたこと

ウイスク6

平均IQは問題ないと明言できる水準=80以上ですが、一つ一つの検査ではもっと低い成績のもの(「知覚推理」の中の図形や視覚的探求、「言語理解」「処理速度」)があります。
なので授業をきちんと理解するために、今回の検査で低かった項目を配慮していくべきです。

本人の中でアンバランスがあるそうです。
これについては私もとても納得しました。
息子の癇癪の原因がかなり理解できました。

息子は聴覚的な短期記憶、注意力、集中力は得意なので、言葉で説明するときは短い簡単言葉で話すことが良いです。
5歳の誕生日を過ぎてから、言葉での説明もだんだん聞いてくれるようになりました。
しかしそれ以前は言葉での説明を全くといっていいほど聞いてくれなくて、私も「どうしてこの子はこんなに言葉をイヤがるのだろう?」と疑問だったのですが、その疑問がスッキリ解消しました。

視覚的な情報をとりこみ、全体を部分に分解することは上位25%で得意、視覚的に共通の特徴を見つけることも得意、視覚的な弁別能力や推理能力も得意です。
なのでこれらの得意なことを生かして、例えばイラスト、簡単な言葉、色、絵、記号などを用いたり、わかりやすい簡単な言葉で説明するなどして「言語理解」の苦手さをカバーしていくと効果があるようです。

イラストなどで説明しても算数の図形を難しく感じることがあるときは、図を使い易しい言葉で説明していくと良いとのことでした。
また学年が上がると、授業についていけないことも出てくる可能性があるので、個別学習やフォローを手厚くしていくのが良いそうです。

とにかく勉強に関しては(もちろんそれ以外も)基本的には親が徹底的にフォローしていかなければいけないのだと思いました。

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WISC-Ⅳで凹凸のある子への対策について

ウイスク3

息子は「処理速度」が遅いので、学校で板書が大変になると思います。
そのため担任の先生にあらかじめノートを書き写すのがかなり遅いことを伝えるなど事前に伝える予定です。
もちろん「言語理解」も低いので、言葉の説明に時間がかかることもです。

小学校入学前準備として、一つ一つ丁寧にアドバイスしておきます。
例えば『小学校は勉強したりお友達とのかかわり方を学ぶところ』とか『勉強するときは先生の話を聞きながら黒板を見ること。先生が黒板に書いたことをノートに書くこと』などです。

学年が上がるにつれて勉強は難しくなるし教科も増え、それ以外のこと(部活、行事、役割など)も出てきます。
なのでスケジュール管理や段取り、同時並行が難しい特徴の子は、それにより成績が下がる可能性が出てきます。
つまり発達障害の子は成績が下がる傾向があることは受け入れた方がいいようです。

でも勉強での(もちろんそれ以外でも)良い成績などの成功体験は良いことなので、意欲があればやらせるべきです。

息子のような場合、過保護に育てられていることも原因のようです。
これは私が反省すべきことなので、今後は自主性をもたせるようにしていこうと思います。

自主性を持たせるために、お手伝いをさせることもオススメです。
それにより「自分にもできる!」という経験値を上げていくことで、自己肯定感が低くならないようにします。

今後スポーツなどをやって、困難を乗り越える経験をすることでも子供は変れます。
(小学校3年生でバスケを始め、6年生で随分変化した、というお子さんの記事もありました。)
なので今後いろいろ経験させることも大切ですね。

最後に

ウイスク5

今回WISC-Ⅳの検査を受けたことは大変良かったです。
息子の得意なこと・不得意なことがわかり、今後の私の対応の方向性もわかりました。

息子の中で感じているアンバランスを埋めてあげること、また将来成績ができる限り下がることがないよう支援してあげたいと思いました。

またWISC-Ⅳ検査結果に凹凸のある子は自己肯定感が下がりやすいので、その点も気をつけていきたいです。

小学校入学に向けて、集団行動についていけるか不安になったので、事前にいろいろアドバイスしていく予定です。

【参考】言語理解と処理速度の点数が低い場合の対策

言語理解と処理速度が苦手な場合
<子どもの状態像として考えられること>
・形の操作、空間的な情報の把握・処理は得意
・聴覚的な記憶(複雑な言語理解を伴わないもの)は得意
・ことばの理解や操作は苦手
・視覚的な記憶(イメージや意味づけしにくいもの)は苦手

<支援の例>
・視覚的な手がかりを用い、具体物を使用する
・実践させる
・覚えるべき内容は、簡単なことばで分かりやすく伝える

言語理解が苦手な場合の特徴や支援方法
<お子さんの状態として考えられること>
・絵や図などの目で見た情報の理解や操作は全般的に得意
・複雑な言語理解を伴わない聴覚的な記憶は得意
・言語での理解や表現は苦手

<学習面などでの困難として考えられること>
・言語での指示の理解が難しく、聞き返すことがある
・音読はできても内容を理解していなかったり、ことばの意味を間違えて用いる
・作文を書く際、内容的に乏しかったり、何を書いて良いか分からない
・算数の文章題を理解するのが難しい
・日時や場所、あげる・もらうなどの理解と表現が不正確になってしまう
・出来事や感情などを言語で説明できず、誤解されてしまうこともある

<支援方法・工夫について>
・言語指示は、分かりやすいことばで、ゆっくり、はっきり、短めに伝える。 また、一度で理解できない時には、繰り返して言う
・絵や図、文字やモデルを示して伝える。また、実際の生活場面と結びつけたり、 お手本を示したりする
・作文を書く際、写真や資料などを手がかりとして与える
・文章題を解く際、キーワード(例:「あわせて」「のこりは」)に注目させたり、 内容を絵や図で示す
・約束は紙に書いて確認する

処理速度が苦手な場合の特徴や支援方法
<お子さんの状態として考えられること>
・耳から入る情報を聞いて覚えたり、理解することは得意。また、言語での理解や表現は 全般に得意
・目で見た情報から推理したり、まとめることは得意
・目で見た情報を覚えることは苦手
・不器用さがある

<学習面などでの困難として考えられること>
・文字を書き写すことが難しく、書くのが遅い
・書くときの姿勢や、鉛筆などの筆記用具の持ち方がぎこちない
・文章を読むのが遅く、似た形の文字と読み間違える
・計算の記号(+、−、×、÷)の理解が難しく、計算に時間がかかる
・必要な道具がすぐに見つけられず、授業の準備が間に合わない
・活動時間内に課題が終わらなかったり、板書を映し終わることができない

<支援方法・工夫について>
・ひとつひとつ順を追って、言葉で説明する。また、図形などの特徴を言葉で定義づけたり、 覚える事柄を意味づけして覚えやすくする
・文章は分かち書きにして示す
・課題に費やす時間を充分に取ったり、使いやすい筆記用具(例:マス目の大きいノートなど) を用意する
・文字は子どもが読みやすい大きさにしたり、見本を子どもの近くに置く
・授業によって必要な準備や用具のチェックリストを作る
・課題の優先順位を考え、操作時間内に行う課題を選んでおく

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