2020年よりドラマ化が決定している「テセウスの船」は、東元俊哉先生の人気作品です。
漫画は8巻までと、今後発売予定の9巻と10巻まであります。
今回はドラマ化に先駆けて、そんな「テセウスの船」のあらすじを紹介していきます♪
テセウスの船【原作漫画】最終話は?
最終話までの簡単なあらすじ
1巻
【お知らせ】#テセウスの船
単行本9巻が11月22日(金)に発売されます。
もしどこかで見かける事がありましたら、手に取って頂ければ嬉しいです。㎰
段々と寒い季節ですので風邪などひかないよう気を付けて下さい❄ pic.twitter.com/r1OHy8NTTx— 東元俊哉 (@toshiya_paris) November 14, 2019
1989年6月24日、音臼村で小学校の教師と生徒がある物質を飲んで、亡くなる事件が起こりました。
この事件の容疑者は、佐野文吾(鈴木亮平)。
この物語の主人公である田村心(竹内涼真)の父親でした。
心には妊娠中の妻・由紀(上野樹里)がいます。
由紀は父親のことでいつも世間に負い目を感じている心を支えるとともに事件について調べていました。
由紀は、文吾が冤罪である可能性が高いと思っています。
しかしそんな由紀が出産のときに亡くなってしまいました。
心は由紀が残した事件について調べたノートを見つけたことをきっかけに、文吾に会うことを決意。
しかし札幌に向かう途中で、心はなぜか1989年にタイムスリップしてしまいます。
2巻
心は雪崩に巻き込まれて亡くなることになっている木村さつき(みきおの養母)を助けました。
未来から来た心は怪しい存在であり、刑事の金丸は心のことを怪しみます。
しかし文吾の口添えもあり、心は小学校で職員として働き始めました。
心は元町議会議員の田中が亡くなることを文吾に教え、協力を頼みます。
そんな矢先、学校でうさぎが無残に命を奪われる事件が起こりました。
3巻
田中が亡くならないように見守る心でしたが、学校では「人の命を奪う人物」としての噂をたてられていました。
そんな時に、心の姉の鈴と同級生の明音が行方不明になります。
この状況は心の知っている展開とは違っていたため、戸惑っていました。
数日後鈴は帰ってきましたが、明音は長谷川という男に部屋に閉じ込められています。
やはり心が怪しいと思っている金丸は、心を逮捕してしまいます。
4巻
明音の命が奪われ、心はその容疑者とされました。
しばらくして心は証拠不十分のため釈放されますが、村人はみな心を容疑者扱いします。
その後心は文吾と喧嘩をしてしまい、元の時代に戻ってきますが、
それは例の事件の犯人は文吾のままでしたが、心の母親が亡くなっていることです。
さらに調べると心と姉の鈴は施設で育ったことがわかりました。
そして由紀は生きていましたが、心とは他人であるようなのです。
5巻
由紀の身を案じた心は由紀に会いに行きます。
しかし由紀は心の妻だった時の由紀とは全く違い、心は腹を立ててしまいました。
心は文吾に面会に行き、過去について尋ねます。
するとある物質による事件は起きていた上に、刑事の金丸が巻き込まれて亡くなったことを知りました。
また姉の鈴は、明音の命を奪ったという疑いをかけられています。
そんな鈴は車椅子の男性と結婚しているようですが、幸せそうではありませんでした。
6巻
テセウスの船6巻読み!現代に戻ってきた心だが、過去が変わったせいか現実が変化していた!事件の真相を突き止め、父の冤罪を信じ行動する!真相に差し迫ってきてワクワクが止まらん!落ち着いた絵柄がまた緊張感をひたひたと呼んで…続きが楽しみでたまらんのじゃー!!#テセウスの船 pic.twitter.com/vR3mucXu1v
— ゆーきゃん (@yukyan_1101) March 4, 2019
心は鈴と会いました。
整形して別の名前を名乗って生きている鈴は、心や文吾と会うのはもう終わりにしたいと言います。
鈴の夫のみきおは、ある物質による事件の被害者でした。
みきおが下半身不随なのは、ある物質のせいであったことを心は知ります。
そんな折、礼子が文吾は無実だと証明すると言い出しました。
礼子は長谷川翼の妻です。
7巻
本日発売の週刊モーニングに「テセウスの船」63話載ってます。
よろしくお願いします。木村さつきの最期を見届けてやって下さい。#週刊モーニング #テセウスの船 pic.twitter.com/iZmAExp0iY
— 東元俊哉 (@toshiya_paris) November 8, 2018
紀子は夫である長谷川に指示されて、ある物質を用意したのです。
その直後に明音の事件は起き、長谷川も亡くなりましたが、紀子はある物質のことは誰にも言えずにいました。
しかも、紀子は金丸がある男に亡き者されるところを目撃してしまい、恐怖で村から逃げ出しまいます。
その頃みきおの義母・さつきは、鈴に事件の真犯人の正体を知っていると言っていました。
真犯人を聞かされた鈴はその場で倒れます。
その後さつきは紀子のところへ向かい、紀子を亡き者にしたのち、自らも命を落としました。
8巻
心はみきおと会いました。
みきおはさつきのものだという目玉を手に持っています。
みきおがすべての事件の犯人であったことを確信した心ですが、みきおにお腹を刺されてしまいます。
心はまた、1989年へとタイムスリップしていきました。タイムスリップした世界は事件が起こる四日前でした。
心は文吾に真犯人について話しますが、明音の事件に関してはみきおではない可能性を考えていました。
その頃、みきおは田中の元を訪れています。
みきおはうさぎを亡き者にしたのは自分だと話していました。
そしてうさぎでは満足できなくなったので、人間の命を奪いたくなったのだと言い出します。
そしてみきおは田中に襲いかかりました。
最終話9巻(未発売・連載完結済み)
みきおはいわゆる、人の命を奪うことを楽しむ人物でした。
以前から好意を寄せていた鈴にたくみに近づき、結婚までしたのです。
心と文吾はみきおを止めようとしていましたが、心はみきおに亡き者にされてしまいました。
そして現代。
文吾たち家族は平和に暮らしていました。
村の閉鎖の連絡を受けて、家族はタイムカプセルを掘り起こしに行きます。
中から出てきた心の思い出の品。それを見ながら、家族はそれぞれに心のことを思い出していました。
現代の心は学校で働いており、由紀とは同僚でした。
そして由紀にランチに誘われ、はにかむ心。
いずれ心は由紀と婚約することになります。

テセウスの船【原作漫画】感想について
文吾(鈴木亮平)への疑いも晴れて、心も心置きなく教師を続けていけますね!
また由紀とも無事に結婚できるラストで安心しました。
姉の鈴も施設で育ったことになっていましたが、これで家族みんなで幸せに暮らせていけるはずです。
加害者でないのに加害者にされてしまい、その家族も過酷な人生を強いられるのは悲しいと一言では言い現せません。
しかし心は強い気持ちで事件解決に挑んでいきます。
そんな前向きな心を応援したくなる物語です。

テセウスの船【原作漫画】みんなの反応は?
1年前から映像化を予想していた人もいました。
すごい想像力です!
「絵もきれいで読みやすいです。
ストーリーも色々な伏線がちりばめられているようで、早く続きが読みたいです。
いつか映画化やドラマ化をするんじゃないかなと勝手に予想しています(笑)」
(引用:めちゃコミック)
そしてとても面白いという声もたくさんありました。
「犯人は誰なのか!?
想像しながら一気に読んでしまいました。面白いです。」「事件を阻止すべく行動を始めるが思いもよらないことが起きたりする。本当の犯人は誰なのか、いまだにわからなくいつもドキドキして読んでます。」
「ミステリーの謎解き要素と犯罪加害者の家族の問題、冤罪の問題、警察操作における密室の自白強要や暴力的な取り調べなど、社会問題がこれでもかと詰め込まれており、意欲的な作品です。
とても興味深く、そして、結末が気になる作品です。」
(引用:めちゃコミック)
この物語は実話があるのか気になるところでもあります。
「音臼なんて村は北海道に実在しないし、このストーリーのモデルがあるのか凄く気になるけど、和歌山カレー事件を思い出させる様な話で、恐ろしくリアリティがありました。」
(引用:めちゃコミック)
さいごに
漫画の絵も綺麗で、ドラマでも素敵な映像になりそうです。
しかもドラマでも父と息子の年の差は10歳と、とても若い親子関係になっています。
ということでドラマも楽しみですね(^_-)-☆
https://kiiroihiyoko.com/18259.html