柳楽優弥さん主演の「二月の勝者―絶対合格の教室―」ドラマの原作は、高瀬志帆さんによる日本の漫画です。
コミックは現時点では、まだ完結はしていませんね!
そこで今回は、「二月の勝者-絶対合格の教室-」の原作漫画のあらすじネタバレ、ドラマの最終回の結末予想をしたいと思います♪
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二月の勝者【最終回結末】黒木の正体とは?
黒木の目的とは?
柳楽優弥がスーパー塾講師に、中学受験の世界を描く「二月の勝者」ドラマ化(コメントあり)https://t.co/VYpHUzmPsT
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— 映画ナタリー (@eiga_natalie) January 30, 2020
本作のヒロインの佐倉麻衣(井上真央)は、中学受験塾、桜花ゼミナール吉祥寺校の新任講師です。
ある日、桜花ゼミナール吉祥寺校に新校舎長として、黒木蔵人(柳楽優弥)がやってきました。
黒木は、業界トップの合格実績を誇るフェニックスの元塾講師です。
黒木の目的は、業績が芳しくない桜花ゼミナール吉祥寺校のテコ入れをすることでした。
黒木は、塾講師の仕事をビジネスの一貫と割り切っており、生徒や保護者を顧客としてしか見ていないと発言し、佐倉は、そんな黒木に反感を持ちます。
しかし言葉とは裏腹に、黒木の生徒や保護者への接し方は血の通ったものでした。
塾にはさまざまな事情を持った生徒がいます。
成績が良すぎるために孤立している前田花恋、父親が受験に対して厳しすぎる島津順、不登校であるが難関校を目指す柴田まるみ。
黒木はどの生徒の心にも寄り添い、フォローを怠りません。
黒木は生徒からも保護者からも信頼されるようになっていきました。
黒木の裏の顔は?
しかし、その一方で、黒木には、夜の歓楽街での目撃情報が相次ぎ、佐倉は不信感を抱くようになります。
噂の真偽を確かめるために佐倉は、夜の歓楽街を訪れました。
そこで、佐倉は、黒木が男に殴られているところを見かけてしまいます。
黒木は何者なのか…。
佐倉は、歓楽街にある事務所に、傷付いて黒木を連れて行きます。
そこには子供達がいたのです…。
黒木の罪とは?
黒木のかつての教え子に、難関中学受験に合格しないと親に虐待される生徒・島津晶がいました。
そこで黒木は、島津晶を難関中学に合格させるために、特訓し無事合格できたんです。
でも島津晶は、勉強に付いていくことができず、学校を退学していまいました。
島津晶の母親は、そんな晶を受け入れることができず、義母の元に晶を預けようとします。
そして晶は、そんな母親に暴力を振るうのでした。
黒木は、晶を止めようとします。
この事件で、黒木は生徒への考えを変えざるを得なくなりました。
二月の勝者【最終回結末】黒木の合格への手段は?
加藤匠の場合
加藤匠くんは電車好きの男の子ですが、最下位クラスでした。
母親も受験に必死になるタイプでなく、受験よりも本人の好きな電車を思う存分やらせたいと思っています。
でも黒木は、加藤匠くんのことをジャイアントキリング(今はダメだけど、最後には難関に合格する子)だと思っていました。
そこで黒木は、難関中学には「鉄研」があると教えます。
もちろん加藤匠くんも、そんな学校にとても興味を抱きました。
島津順の場合
島津順君は、成績優秀な生徒でしたが、家庭に問題がありました。
父親は、自分もかつて成績トップだったので、息子の成績にもとても厳しく接しています。
父親は母親に対してもとても厳しく、母親は体調を壊すほどでした。
島津順君は偏差値60ですが、偏差値50の入学試験の問題が解けなかったので、父親から激しく責められます。
そのため島津順君は翌日、塾に来ませんでした。
黒木は、母親には探すと言っておいて、実際には探しません。
母親は、意を決して父親に、例え志望校に落ちたとしても順は順です!と主張しました。
この発言で、父親は変わることはありません。
しかし順君は何か吹っ切れたようで、また塾にちゃんと通うようになるのでした。
またこれをきっかけとして、仲の悪かった上杉君とも友達になります。
上杉君は順君よりも一つしたのAクラスでしたが、順君に勉強を教えてもらい、順君と同じトップクラスになりました。
柴田まるみの場合
柴田まるみちゃんは、女子御三家を狙っています。
なぜならその女子中学はとても自由な校風だったから。
まるみちゃんは、小学生でいじめにあっていたため、自由な校風の学校に行きたかったんです。
でも母親は、まるみちゃんに無理してほしくない、大変な思いをしてまで難関校を目指して欲しくないと思ってます。
とにかくいじめのない学校に行ってほしい、それだけなんですね。
でも黒木は、もちろんまるみちゃんの意思を尊重します。
また元卒業生からの体験談を聞いたまるみちゃんは、とてもやる気になり、最下位クラスから最上位クラスにもなりました。
石田王羅の場合
石田王羅君は母子家庭で、お母さんは鍼灸師です。
本人が中学受験をしたいからでなく、お母さんが忙しくて、塾に面倒を見てもらいたくて通塾していました。
王羅君はやる気がないので、自習室でも大きな声でお喋りしたり、飲み物を落としたりと、他の生徒に迷惑ばかりかけています。
王羅君がまだ精神的に幼いために、このような行動をしてしまうんです。
このため王羅君は、桜花ゼミナールは辞めて、系列の個別指導塾に行くことになりました。
でも
前田花恋の場合
前田花恋ちゃんは、桜花ゼミナールの優秀な生徒で、桐蔭合格を目指しています。
しかし、もっと上を目指して、ライバル校のフェニックスに転塾してしまいました。
自信があった前田花恋ちゃんですが、フェニックスでは最下位クラスからのスタートです。
このことは前田花恋ちゃんにとって、精神的苦痛となります。
黒木は、彼女は褒められて伸びるタイプだと知っていました。
だから桜花ゼミナールのトップでいることが、桐蔭合格への近道だと説明。
前田花恋ちゃんは、桜花ゼミナールに戻ってきました。
二月の勝者【最終回結末】原作漫画の感想は?
黒木は、塾が担う役割は、教育というよりビジネスであると捉えているところがあり、ヒロインの佐倉はそのことに疑問を感じています。
でも黒木の考え方は決して間違ってはいないんですね。
実際、塾は学校とは、果たす役割が全く違います。
決して安くはない授業料を保護者からもらっている以上、「塾」は必ず結果は出さないといけないのです。
ですから、他の生徒に悪影響を及ぼすと考えられる生徒や、授業態度が極端に悪い生徒は、退塾になることもあるというのが「塾」なのです。
塾講師は、どんな生徒とも公平に向き合わなければならない学校の先生とは、根本的に違うのですね。
二月の勝者【最終回結末】ドラマラストを予測!
既刊のコミックでは、受験生たちの秋までの様子が描かれていました。
12月になれば、いよいよ受験勉強はクライマックス。
受験は1月の上旬です。
この冬休みは、クリスマスも大晦日もお正月も関係ありません!
受験生、保護者、塾講師、全員にとって最後の戦いとなるのです。
なかなか受験生としての自覚を持てないでいた一部の生徒たちも、この時期になれば、さすがに目の色が変わってきて、ここから一気に変わる生徒も出てきます。
桜花ゼミナール吉祥寺校の生徒たちの雰囲気も、がらりと変わるところが描かれることと思います。
そして、迎える受験。
子供たちにとって、中学受験は人生で初めての勝負です。
塾講師は、一人として、この勝負に負ける生徒を出したくはありません。
しかし、それでも落ちる生徒はいるのです。
メインとなる生徒の中から、受験に失敗する子がいると予想します。
恐らく島津順君が、実力があるのに落ちて第一志望に落ちてしまうのではないでしょうか?
でも、第二志望には合格すると思います。
そのため両親は離婚してしまうのですが、島津順君は母親と共に自分の未来を切り開いていくはずです。
今後はトップ大学を目指して、頑張っていくのではないかと!
そんな希望のあるラストだと予測しています。
全員合格してハッピーエンドで終わりたいところですが、受験のリアルを伝える本作ですから、読者や視聴者に負担を与えたとしても、受験のリアリティには、こだわると思います。
大半の生徒が合格通知を手にして浮かれている一方で、入試に失敗した子たちをどうフォローするのといつところも、黒木の手腕であり、今まで以上に塾講師としての能力を見せるのではないでしょうか!
さいごに
今回は、ドラマ化が決定している「二月の勝者―絶対合格の教室―」のあらすじ及び感想と結末予想をお伝えしました。
黒木は柳楽優弥さん、佐倉は井上真央さんが演じるので、見ごたえたっぷりの骨のある作品となることが予想されます。
とても楽しみなドラマです(^_-)-☆