モリアーティ教授は原作では超悪者ですね!
どうしてこんな悪者になってしまったのでしょうか?
その秘密を探るために、モリアーティ教授【モデル】は誰なのか、兄弟や生い立ちなどのプロフィールや漫画での人物像はどうだったのかもご紹介していきます♪
モリアーティ教授【モデル】プロフィールについて!兄弟は?
も、モリアーティ教授…………ついに出ましたーーーーーーーーー😱😱😱😱😱😱 #モリアーティ教授 #ベイカー街の亡霊 #ライヘンバッハの滝にご注意を pic.twitter.com/gfNddozdCK
— アンク@金曜ロードSHOW!公式 (@kinro_ntv) February 9, 2018
モリアーティ教授の本名はジェームズ・モリアーティと言います。
イギリスの国立の研究型総合大学であるダラム大学で数学教授をしていました。
21歳で「二項定理」の論文を出したり、他にも「小惑星の力学」という論文を出したりとても有能な人物です。
しかし犯罪をしていたことが噂となってしまい、教授の職は辞めざるを得なくなりました。
その後はロンドンで「陸軍士官学校受験予備校の教師」として働きます。
実家は名門で教育も一流レベルを受けていたのですが、生まれ持った犯罪性向のため悪の道に進んでしまいました。
兄弟は2人いて、一人はイングランド西部で駅長をしていた弟、もう一人は兄のモリアーティ大佐。
実はモリアーティ教授もモリアーティ大佐も同じ名前「ジェームズ・モリアーティ」となっているため、「ジェームズ・モリアーティ」は複合姓ではないかと言われています。
でもこれ以上の真実は小説では描かれていないためわかりません。
モリアーティ教授は作者のコナンドイルが、シャーロックホームズのシリーズに嫌気がさしたため強引に終わらせるために登場させた人物です。
そのためか二人とも素質や能力は同等であるとされています。
しかしシャーロックはその能力を善の道に生かし、モリアーティ教授は悪の道に生かした。
それだけの違いですが、結果的にとても大きな違いになってしまいましたね!
ちなみに名探偵コナンの工藤新一の誕生日は5月4日で、これはシャーロックとモリアーティ教授がライヘンバッハの滝で決闘し亡くなった日です。
シャーロックが亡くなって、工藤新一はそれを継ぐ人物として位置づけられているのですね。
モリアーティ教授が登場する小説は他には「恐怖の谷」で、モリアーティ教授は事件の主犯格としてシャーロックにその存在を知らしめているだけで、実際に本人は登場していません。
その他「空き家の冒険」「ノーウッドの建築業者」「スリークォーターの失跡」「有名な依頼人」「最後の挨拶」ではモリアーティ教授の名前のみが登場しています。
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モリアーティ教授【モデル】は誰なのか?
1869年11月20日、ボストン、ボイルストン中央銀行で、金庫室が破られ百万ドルが盗まれた。強盗団は近くの店舗を借り、そこから6週間かけてトンネルを掘っていたのだ。分け前を持って逃亡し、イギリスで「犯罪界のナポレオン」と呼ばれた犯人がアダム・ワース。モリアーティのモデルと言われている。 pic.twitter.com/31AJi3m8R4
— ストランド版 シャーロック・ホームズ (@strand_japan) March 17, 2019
シャーロックは小説の中でモリアーティ教授のことを「犯罪のナポレオン」と言っています。
ユダヤ系アメリカ人のアダム・ワースという人物も実際にそのように呼ばれていました。
しかしアダム・ワースはモリアーティ教授のように人の命を奪うことはなく、しかしその手法は自らは犯罪に手を染めず、有能な人物を集めてアメリカやヨーロッパで窃盗などさせています。
その中で最も有名なのは「デヴォンシャー公爵夫人」の肖像画を盗んだ事件です。
しかし表向きは紳士として資産家などとして生活していました。
暴力などは嫌い、仲間が逮捕されるとその解放のために尽力を尽くしたりと温厚な人物。
そのアダム・ワースが逮捕され世間にその名が知れ渡った後、コナンドイルはアダム・ワースをモリアーティ教授として生まれ変わらせたのです。
またアダム・ワースは純粋に絵画を愛していて、そのために強盗などしてそれらを手に入れるのが目的でしたが、小説の中のモリアーティ教授の目的は純粋にお金や支配欲のためでした。

モリアーティ教授【モデル】漫画憂国のモリアーティの内容は?
ちょっと待ってほしい
教授がカッコよすぎる
もう大正解モリアーティぎゃーって感じ
読んでて気持ちが良い
大人買い決定物件#憂国のモリアーティー pic.twitter.com/SE0Kz4PEIH— 仁 (@96saki_jin) March 23, 2018
「憂国のモリアーティ」はモリアーティ教授を主人公とした日本の漫画です。
コナン・ドイルの小説の中ではモリアーティ教授はおじさんのイメージですが、この漫画では物凄くイメケンで頭脳明晰な青年役。
元々頭の良かったウィリアム・ジェームズ・モリアーティは弟ルイスと共に孤児院で育ちますが、慈善活動としてモリアーティ家に引き取られます。
しかしそれは見せかけで、モリアーティ家の母親と次男によるウィリアム・ジェームズ・モリアーティ兄弟への仕打ちは酷いものでした。
しかしモリアーティ家の長男アルバートは味方だったため、母親と次男の命を奪い長男アルバートの次男に成りすまします。
そして大学教授をしながら悪質な貴族の問題を取り扱うコンサルト活動をしていました。
しかしそれは表の顔で裏では、当時の階級社会でありそれゆえ差別社会であったイギリスを改革しようと悪質な貴族に対して罰を与えていたのです。
原作がかなり取り入れられていますが、でもアイリーン・アドラーがモリアーティ教授の仲間だったりと原作と違う部分ももちろんあります。
さいごに
モリアーティ教授が超悪者になってしまったのは、生まれながらにしてそのような性質を持っていたためでした!
漫画ではそんなモリアーティ教授の性質を善に生かしています。
またモデルとなったアダム・ワースも強盗ではありましたが、とても仲間思いの人物でした。
ということでコナン・ドイルがシャーロックシリーズを終わらせるために、モリアーティ教授を超悪者にしたということが良くわかりました(^_-)-☆
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