マンガ映画

キャラクター映画の結末ラストは?原作や実話かどうかも検証!

菅田将暉さん主演映画『キャラクター』が2021年6月に公開されることが決定しました。

20代の俳優の中で屈指の実力と人気を誇る菅田将暉さんが主演で、人気ミュージシャンのFusaseさんが演技初挑戦!!

それだけでもかなり気になる作品ではありますが、本作には、長崎尚志さん、川村元気さん、村瀬健さんという3人のヒットメーカーが携わっているということでも注目されているんです。

今回はそんな映画『キャラクター』に関する情報をまとめていきたいと思います(^^♪

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キャラクター【映画】に原作はある?実話なのか?

原作はある?


映画「キャラクター」には、原作はありませんが、長崎尚志さんは、この映画の実現までに、10年の月日を費やした、とお話しています。

プロジェクト自体がなかなか進まず、小説で作品化しようと考えていた矢先に映画化の話がきたとのこと。

キャラクターの小説と漫画が、実は発売されました。

しかも、映画と小説そして漫画はそれぞれ人物設定は同じなのですが、結末が違うんです。

それぞれの結末がとても興味深いですよね!

ひよ子
ひよ子
映画と小説、漫画のそれぞれの結末は下にあります♪

映画については、撮影が始まり、長崎尚志さんは菅田将暉さんの予想以上の演技の才能に驚いたと言います。

またキャストがFukaseさんというところにも、最初は違和感を感じた長崎尚志さんですが、狂気に満ちたFukaseさんのリアルな演技に驚いたんですね。

『キャラクター』は、創作者の心の闇を描いた作品だと言われていますが、展開は予測不可能であり、必ずや観る人の想像を超えるエンターテインメントとなると長崎尚志さんは確信しています!

実話なのか?

以上のように、キャラクターは原作はなく、実話かどうかの情報も現在のところありません。

でも、長崎尚志さんが10年以上も温めてきた作品なので、実話ではない可能性が高いですね!

「もしも売れない漫画家が犯人の顔を見てしまい、その顔を"キャラクター“化して漫画を描いて売れてしまったとしたら、というアイデアを軸に構想された本作。」
(引用:スクリーンオンライン

こんな記事もありましたので、アイデアが詰まった作品となっています。

こんな小説のようなことが実話だったら、かなり衝撃的です!!

ひよ子
ひよ子
主人公と犯人が顔見知りで、お互いギブ&テイクな関係があります!
ペン太
ペン太
警察と犯人がそういう関係の物語はよくあるっ。

キャラクター【映画】あらすじは?


菅田将暉さん演じる主人公の山城圭吾は、漫画家として売れることを夢見ていました。

圭吾は、画力は高いのですが、お人好しな性格であるため、悪役キャラクターを描くことが苦です。

そんなわけで圭吾は、万年アシスタント生活を送っていました。

しかしある日、圭吾は先生の依頼で、幸せな家をスケッチすることになります。

圭吾は、住宅街でどうしても気になる一軒家を見つけました。

つい圭吾は、中に入っていってしまいます。

そこには、すでに亡くなっている4人の家族がいました。

そして、そこに佇んでいる一人の男が…。

圭吾は、 事件の第一発見者として、警察の取り調べを受けることになりました。

圭吾は、「犯人の顔は見ていない」と証言します。

しかし、圭吾は、自分が見た犯人の男をキャラクターにした漫画を描き始めるんです。

漫画は異例の大ヒットとなりました。

しかし、そんな圭吾の前にあの犯人の男が現れます。

男は自分の名前を「両角」と名乗りました。

「先生が描いたものも、リアルに再現した」と両角は言います。

キャラクター【映画】結末ラストは?

小説の場合


両角は、山城の姉の恋人になって山城家に堂々と忍び込んできました。

山城は、両角の事件を止めさせるために、連載漫画を中止することにします。

しかし、両角は納得いきません。

子供時代の両角は4人家族でしたが、両親が新興宗教の信者で、4人家族を奨励していました。

しかし、信者により教祖は命を奪れ、子供だった両角も共犯

それゆえ複雑な生い立ちで、幸せな4人家族に執着していたのです。

また、山城の父親は浮気していました。

清田は、母親に捨てられた過去を持っています。

ひよ子
ひよ子
みんな悲しい過去の持ち主なんだね。

両角の本当のターゲットは、山城とその恋人・川瀬夏美(高畑充希)とそのお腹にいる双子の子供でした。

山城と夏美は元恋人でしたが、山城は復縁を望んでいます。

山城は清田(小栗旬)と共に、急いで夏美のアパートに向かいました。

すでに縛られている夏美。

山城は、両角ともみ合いになります。

そして、両角のキャラクターが乗り移り、山城が両角を命を奪おうとした瞬間、清田と目が合い、清田が実行したのでした。

ひよ子
ひよ子
今度は、清田にキャラクターが乗り移った。

実は、山城と両角、清田、さらには両角と共犯の辺見の4人には共通点があります。

それは、子供時代の家族関係が複雑であったということ。

そういった過去を持っていることで、両角のような凶悪なキャラクターが乗り移りやすい、という前提となっています。

両角だけが犯人、と思っていたのに、山城や清田などにもその気質があるというのが、小説「キャラクター」の結末です。

ひよ子
ひよ子
山城だけでなく清田にも…。

その後、山城はホームドラマの漫画を描き始めます。

もう売れることはないだろうと思っていましたが、幸せな家族の中に悪意を感じられるところに、人気が出ていきました。

漫画の場合


漫画では、山城と夏美は結婚しています。

そして両角の命を奪うのは辺見です。

辺見は自分が主役になりたかったんですね。

また、両角が乗り移ったのは、小説とは違い辺見でした。

小説では、両角の凶暴さはいろいろな人に乗り移っていきますが、漫画では辺見だけです。

ひよ子
ひよ子
漫画はシンプルなストーリーですね。

映画の場合

考察

ここまでが公開されているあらすじですが、結末はどうなるのでしょうか?

長崎尚志さんの作品は必ずしも気持ちの良い終わり方をする作品ばかりということはないので、この作品もブラックな終わり方をする可能性は高そうな気がします!

ちなみに、長崎尚志さんのドラマ「クロコーチ」では、主人公・黒河内圭太(長瀬智也)は、神奈川県警の刑事部捜査二課に所属している汚職刑事でした。

黒河内には、非合法的に手に入れた莫大な財産があったので、引退を考えていたのですが、自分がこれまでに不正に手に入れた情報を使って、権力者によって闇に葬られた事件を解決することにします。

そんな「クロコーチ」の最終回は、黒河内が沢渡次期総理の命を奪い、黒河内は海外へと逃亡しますが、最終的に沢渡のターゲットは黒河内の姉だったと判明。

黒河内の仕事の目的が、最終回でようやく明らかになる、という内容でした。

刑事ドラマらしく、すっきりとした内容でしたね!

ひよ子
ひよ子
キャラクターのような気味の悪いダークさはあまり感じられませんね!
ペン太
ペン太
むしろ清々しいストーリーですっ。

もう一つ長崎尚志さんの作品にドラマ「ディアスポリス」があります。

日本には、難民の外国人が15万人もいて、彼らだけの裏社会を創設することになりました。

本作の主人公・久保塚早紀(松田翔太)は、11ヵ国もの言語を操り、あらゆる事件の解決に一役買います。

そして久保塚は、中国人2人と共に海外へ逃亡しようとしましたが、2人は何者かに命を奪われました。

久保塚には、犯人がわかっていましたが、どうすることもできず絶望するのです。

ひよ子
ひよ子
久保塚の絶望感が伝わってくる!
ペン太
ペン太
こちらのドラマのほうが、キャラクターの世界観に似ているっ。

という感じで、キャラクターも結論が出ないようなラストになるでしょう。

恐らく、圭吾は逮捕されないし、犯人の両角も圭吾のことを誰にも言わないと思います。

でも、圭吾の中にある良心が、自分自身を苦しめていくのではないでしょうか?

犯人との関係性も歪んでいます。

圭吾には良心もある、しかし漫画家としても成功したい。

だから、圭吾の悪魔の部分が勝ってしまい、暴走していきそう…。

当初の設定では、圭吾役は女刑事だったとのこと。

だから、主人公には正義感が感じられますよね?

だから、圭吾は良心と悪魔のハザマで揺れ動く心が見所だと思います。

きっと、圭吾は自分の中にある悪の心を持ち続けながら、そして苦しみながら生きていくことになるのではないでしょうか?

ひよ子
ひよ子
でも悪魔の部分で圭吾は行くよね?
ペン太
ペン太
それを誰にも止められないところが恐ろしいっ。

両角は、元々悪魔な人物なので、圭吾と接点を持ったことで、圭吾の悪魔の心に惹かれていくのでしょう。

まるで圭吾の忠実な部下のように、圭吾の物語を忠実に表現していきます。

でも圭吾にとっては、そんな両角はだんだん邪魔者になっていくはずです。

圭吾の物語で、両角は亡き者にされ、両角はそれも再現していくのでは?

両角の過去はきっと悲しいもので、圭吾という支えが逆に嬉しかったのかもしれません。

ひよ子
ひよ子
両角よりも圭吾のほうに怖さを感じるラストになりそう!
ペン太
ペン太
圭吾の行く末がダークですね。

実際

映画の結末ですが、山城が実家の家族のことを小説にして両角をおびき寄せ、でも本当は山城の家族を襲う、という所までは小説と同じです。

ただし、映画では、すでに山城は夏美と結婚していて、夏美のお腹には双子が宿っています。

そして、この時点で清田はすでに辺見によって命を奪われていました。

山城は、夏美の命を奪おうとした両角を襲い、清田に撃たれるまで両角を痛めつけます。

しかし二人は命を取り留め、山城は入院し、両角は裁判に。

両角は、小説と同じく無戸籍の子供だったため、裁判でも「僕は一体誰なんでしょう?」と裁判官たちに問いかけました。

夏目は、山城に寄り添うと共に、高級マンションからアパートへ引っ越します。

ひよ子
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映画の結末のほうが、小説よりシンプルですね!

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さいごに

今回は菅田将暉さん主演映画「キャラクター」について調べてみました。

原作がないので、どんなストーリーになるのか想像はつかないですが、触りの部分だけでもかなりおもしろそうですよね。

どんな結末を迎えるのか、とっても楽しみです!

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