吉浦康裕さんが原作・監督・脚本を務めるアニメーション映画「アイの歌声を聴かせて」が、2021年より全国ロードショーとなります。
本作は、長編オリジナルアニメーション作品です。
今回は、映画「アイの歌声を聴かせて」の監督・吉浦康裕さんの他の作品に関する情報を元にしながら、「アイの歌声を聴かせて」の結末を予想していきたいと思います(^^♪
【アイの歌声を聴かせて】吉浦康裕監督の他の作品の結末ラストは?
サカサマのパテマ(2013年)
昨晩は久々にこれ見たよ✨
世界観がすごい、面白い🎵
ときどき自分が落ちてく感覚に…
どっちがホントの地上なのぉ〜#サカサマのパテマ pic.twitter.com/K3OBs08MtH— ふぃん (@RZu0UFev6qaF3Jd) May 12, 2020
「サカサマのパテマ」が描く世界は、重力が反転したサカサマ人が暮らす世界です。
少女・パテマは暗くてせまい地下深くに暮らすサカサマ人。
地上の世界は、イザムラを党首とする君主国・アイガであり、統制的な社会でした。
アイガの人々は、サカサマ人のことは、罪人として忌み嫌っています。
アイガで暮らす少年のエイジは、そんな自分たちの社会に疑問を感じていました。
そんな閉塞感のある日々を過ごすエイジでしたが、ある日、パテマと出会います。
二人の出会いはもちろんサカサマ。
二人は、この世界の謎に立ち向かいます。
物語の終盤になり、実はエイジたちアイガ人の方がサカサマ人であったことが発覚します。
パテマたちは科学者の末裔でした。
アイガ人は、元々の世界の重力が逆さまになってしまったため、放っておくと空に落ちていってしまうので、パテマたちが守っていたのです。
イヴの時間(2010年)
左上:人間型ロボット
右上:人間型人間
左下:ロボット型ロボット
右下:ロボット型人間多様性を感じる!#イヴの時間 pic.twitter.com/PK9Onz7znz
— 吉藤オリィ -OryLab- (@origamicat) January 12, 2019
SFアニメの傑作と言われている「イヴの時間」。
「イヴの時間」が描く世界には、人間型ロボットたちがどこかしらにいました。
主人公のリクオは、ある日、親友のマサキと帰宅途中、ロボットのサミィが寄り道をしているところを見かけます。
サミィの行った先は、「イヴの時間」という喫茶店でした。
リクオとマサキが、こっそり覗き見をします。
そこのお店は、ロボットと人間を区別しない不思議なお店でした。
ロボットのことを心がないと思っていたリクオでしたが、ロボットはひとりひとり、個々の感情を持っていて、それぞれ違った性格をしていることを知ります。
人工知能が発達した結果、人間と同じように、それぞれ思うところがあり、自由な思考をするのです。
「イヴの時間」は、ロボットと人間が心を通わせる空間で、ロボットたちが笑顔で過ごせる大切な場所なのです。
【アイの歌声を聴かせて】結末ラストを予測!
#アイの歌声を聴かせて
ヴァイオレットを連日観賞してるのでwこちらの予告編も連日映画館で観てます
音符が並ぶところの爽快感が良いです
楽しみです pic.twitter.com/pqxopi8xcu— 瀧澤貴(本人)【PrayForKyoani】 (@birth0517hello) September 21, 2020
映画「アイの歌声を聴かせて」は、長編オリジナルアニメーション作品です。
「サカサマのパテマ」で文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞、「イヴの時間」で東京国際アニメフェア OVA 部門優秀作品賞を受賞した吉浦康裕さんが監督を務め、「∀ガンダム」「コードギアス 復活のルルーシュ」「ルパン三世 PART5」で知られる大河内一楼さんが脚本を手掛けます。
キャラクター原案を担当する漫画家・紀伊カンナさんは、「海辺のエトランゼ」の原作者として注目されました。
さらにアニメーション制作をするのは「ワンパンマン」の J.C.STAFFで 、総作画監督を務めるのは「のだめカンタービレ」や「ハチミツとクローバー」を担当した島村秀一さん。
まさに、豪華制作陣のコラボレーションです!
残念ながら、物語の詳細は、現時点では明らかになっていません。
しかし、解禁された特報映像によると、美しい歌声を披露する不思議な転校生がキーパーソンです。
高校を舞台にしたストーリーであり、その不思議な転校生を含む男女6人がメインキャラクター。
吉浦康裕監督は、この映画に登場するキャラクターは、みんなそれぞれに悩みを抱えていて、ちょっと性格にも癖のある等身大の高校生だと言います。
そんなそれぞれ違った性格をした彼女たちに、今まで考えもしなかった突然の出来事が起こります。
戸惑ったり、笑ったり、泣いたり、彼女たちの反応はさまざま。
しかし、見終わった後には、少しだけ楽しく前向きになれるような映画となっているんですね。
また、吉浦康裕監督は「今まで生きてきた中で、心の底から楽しいと思えた瞬間を思い出しながら物語を描き始めた。」とお話されています。
誰しもが経験した一番多感で眩しかった季節を生きる高校生たちを描いた作品であり、見終わった後には、甘い懐かしさと切なさで、胸がチクッとなりそうですね。
結末は、登場人物たちの成長と心の変化を描いたハッピーエンドとなりそうです!
さいごに
今回は、映画「アイの歌声を聴かせて」に関する情報をお届けしました。
映画「アイの歌声を聴かせて」は、完全オリジナル作品であるため、ストーリーに関する情報はほとんどありませんでしたが、誰しもが見終わった後に笑顔になれる気持ちの良い映画に仕上がっていることと思います。
本作は、豪華制作陣のコラボレーションということでも話題になっていますので、見応えのある作品になっているのではないでしょうか。
2021年の公開が待ち遠しいですね(^_-)-☆