Huluオリジナルの新ドラマ「死神さん」が2021年9月17日（金）よりスタートします。
田中圭さん演じるくせ者刑事の主人公の儀藤堅忍と、前田敦子さん演じる儀藤のサポート係である南川メイのコンビネーションが期待されている本作。
そんな「死神さん」は、監督を堤幸彦さんが、脚本を渡辺雄介さんを務めることで話題になっています。
今回は、原作である大倉崇裕さんの小説「死神刑事」の内容をネタバレしていきますね♪
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死神さん【原作小説】あらすじネタバレ
儀藤について
死神さん楽しみやな☺️☺️ pic.twitter.com/4y9AN36rTD
— SA (@mint_diva710813) September 4, 2021
主人公の儀藤堅忍はどこにも所属していない刑事であり、再捜査を専門としています。
儀藤の仕事は、警察組織が掘り返されたくない数々の闇に葬られた冤罪事件について、再捜査をおこない、警察の汚点やミスを暴くべく、徹底的に調べ直すこと。
つまり、儀藤が事件の再捜査をおこなうために現れるのは、逮捕起訴された容疑者が無罪になったときであるということです。
儀藤は、警察のミスや怠慢を忖度なしに暴き、真相に必ずたどりつくことから「死神」と呼ばれ、嫌われてていました。
そんな儀藤の信条は「逃げ得は許しません」。
警察官からは、嫌われ疎まれる存在の儀藤ですが、真犯人を見つけ出し、事件の真相と真摯に向き合い、事件の全貌を180度変える彼の姿は、一般市民にとっては、むしろ救いの神であり、ヒーローなのです。
儀藤の性格
原作小説「刑事死神」の表紙に描かれた主人公は、細見で冷淡でちょっぴり不気味な雰囲気。
ドラマのポスタービジュアルの田中圭さんも、ダークなオーラを身にまとっています。
その感じから、クールな主人公とシリアスなストーリーを想像してしまいそうですが、原作小説の儀藤には、「小太り」という表記がされており、見た目的にはイケてないダサいおじさんです。
そんな儀藤の人柄は、優秀なだけではなく、実はとっても優しい刑事さん。
また、原作の作品のタッチは、スカッと爽快感のあるコメディであり、シリアスな要素はありません。
相棒について
死神さんの相棒は次のようになっています。
・初代相棒：大邊誠（小手伸也）
・2代目相棒：三好若奈（蓮佛美沙子）
・3代目相棒：榎田悟（りんたろー。）
・4代目相棒：陣野澄香（長谷川京子）
・5代目相棒：米村誠司（竹中直人）
それでは、それぞれの相棒について詳しく見ていきますね。
大邊誠（小手伸也）
大邊誠は、1年前に起きた「大塚資産家事件」の担当刑事でした。
しかし、自分の意見が採用されないまま事件が解決してしまったため、事件への意欲は薄れています。
そんな疑心を持ちながらの再捜査となりました。
三好若奈（蓮佛美沙子）
三好若奈は、八王子中央署・交通課の巡査長。
署内のパワハラにうんざりしていて、退職を検討中です。
そんな時、儀藤の相棒となり、今までの鬱憤を晴らせるかも、と期待しています。
榎田悟（りんたろー。）
交番勤務の巡査。弱気な平和主義者。
生活安全課にいた時に、人気俳優を逮捕したが、後に誤認逮捕とされます。
それで、自分の捜査に自信がなくなってしまいました。
陣野澄香（長谷川京子）
警視庁人事課の警視正。
窃盗犯の犯人として同期を立件し、その同期は自ら命を落としてしまいました。
その負い目から、儀藤の相棒への意欲がありません。
米村誠司（竹中直人）
元刑事で、現在は認知症の妻の介護をしています。
10年前の「児童誘拐事件」では、被害者の父との間に何らかの関係を持っていたため、この事件では何かしらの裏事情があると思われていました。
死神さん【原作小説】最終回結末
ハッピーエンド？
9/17から始まる『死神さん』
田中圭さん演じる刑事儀藤の相棒は毎話変わります
僕が担当する3話の相棒が先日発表されました
なんと…EXITりんたろー。さん!!
演技経験が少ないにも関わらず、真摯に役と向き合い演じてくれました
ぜひ勇姿をご覧ください!!#死神さん#Hulu#田中圭#EXIT#りんたろー pic.twitter.com/K0rka67CDY— Tomoyuki Fujiwara (@cure_x_0913) September 4, 2021
儀藤には、決まったバディはいません。
儀藤は、捜査をするとき、事件ごとにバディをひとり選ぶのです。
儀藤のバディが固定ではないことには理由がありました。
有罪である可能性が極めて高い容疑者が無罪になった事件を再捜査するとき、儀藤は、その事件を担当していた警察官とバディを組みます。
警察組織内では、儀藤のバディに選ばれたら、その警察官は警察官として終わるという噂がありました。
組織内の立場が危うくなり孤立、さらには、出世の道も閉ざされると言われているため、儀藤のバディに選ばれた警察官は恐れおののきますが、実際は、彼らは儀藤のバディを経験することによって、人生が好転するようになっていきます。
儀藤は、バディに指名した刑事たちのことを励ましたりアドバイスを与えたりすることにより、彼らの心をも救うのです。
儀藤とバディを組んで、かつて自分が担当した事件を洗い直した刑事たちは、みな一様に儀藤と離れがたそうにします。
原作における南川メイは？
死神さん公式Instagram Stories #前田敦子 pic.twitter.com/JWKlEsAIY7
— あさぎり (@asagiri_100) September 6, 2021
ドラマでは、二番手のポジションとして、前田敦子さん演じる南川メイがキャスティングされています。
メイは、警視庁広報課所属の巡査長という役職であり、儀藤の再捜査が決まると、その事件を担当するバディを調達します。
メイは、儀藤の熱狂的なファンであり、崇拝しているんです。
ですから、儀藤をサポートするためなら、どこまでも尽くします。
メイは、儀藤からは「ストーカー」「パシリ」と言われていますが、嫌われ者で四面楚歌の儀藤にとっては、唯一の味方なのです。
そんな心強い存在であるメイですが、原作には、彼女にあたるキャラクターは存在せず、ドラマ版のオリジナルキャラクターということになります。
残念ながら、原作の儀藤は完全な一匹狼であり、協力者はいません。
しかし、儀藤には、常に向き合うべき事件と、新しいバディがいるので、孤独を感じている様子はありません。
ちなみにドラマでは、メイは、視聴者に向かって語りかけ、ときには、事件の概要を説明することもあるとのことなので、ストーリーテラーとしての側面もありますね。
死神さん【原作小説】感想
死神さんの原作小説への感想を見ていきます。
儀藤のバディとして指名された刑事は、操作ミスをしたということで警察を退職せざるを得ない状況になるので「死神さん」と呼ばれていました。
でもラストでは、指名された刑事へ何かプレゼントをする形で終わります。
だから、儀藤とバディを組んだことは決して損ではなかった、むしろハッピーだったと思わせるところが良いとの声がありました。
そしてラストは、悪い方向でなくいい方向に行くのがいいですね！
儀藤は本当に刑事なのか？という疑問の声がありました。
本当に実在する刑事なのか疑問です。
逆にブレーンが警察内部に多くいるのでは？との声もありました。
原作小説ではまだ、儀藤がどんな人物が真相が明らかになっていません。
ですので、そこも是非知りたいところです。
死神さん【原作小説】動画配信
ドラマ死神さんは、Huluで独占配信されます。
Huluは、無料トライアル期間は2週間となっていて、少し短めですが、お試しできるのは便利ですね。
月額1,026円（税込）で、料金的には月額2,189円（税込）のU-NEXTなどと比べると安くなります。
ですので、お試し期間を利用して視聴してみるといいと思います(^^)
さいごに
今回は、秋の新ドラマ「死神さん」の原作「死神刑事」の内容をネタバレしました。
タイトルが怖いですし、ポスタービジュアルの田中圭さんもどんよりしていてちょっぴり不気味なので、「ホラー作品かな？」と思ってしまった人も多いと思いますが、主人公の儀藤は、ハートフルな善人であり、最後には事件が解決してスカッとする展開となっています。
市民の味方、正義の味方である儀藤のような刑事が、実在していればがいいなと思ってしまいました。
本作は、儀藤のバディが、事件ごとに毎話変わっていくというところもポイント。
事件の解決とともに、バディが救われるところにも爽快感があることでしょう。
おそらくドラマの「死神さん」は、原作小説同様、コメディタッチで描かれることと思われますので、楽しい作品になりそうですね(^_-)-☆
