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シャーロックホームズ【バスカヴィル家の犬】簡単なあらすじネタバレ!正体は?

シャーロックホームズ【バスカヴィル家の犬】簡単なあらすじについてのご紹介です。

大きくて古い屋敷でのおどろおどろしい事件ですが、実は莫大な財産を狙ったものでした。

このお化け屋敷のような雰囲気がクセになります!

それではご紹介していきますね♪

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シャーロックホームズ【バスカヴィル家の犬】簡単なあらすじ


富豪のバスカヴィル家には、魔犬による祟りの伝説が昔から伝えられていました。

その伝説を信じていたバスカヴィル家の当主のチャールズ・バスカヴィル卿が亡骸で発見されます。

チャールズ卿の相続人は、彼の甥にあたる若きヘンリー・バスカヴィル卿のみです。

ヘンリー卿の元にも怪しい手紙が届いたり、不思議な事件が起こり始めます。

チャールズ卿の主治医だったモーティマー医師は、バスカヴィル家の相続人についてシャーロックに相談に来ました。

シャーロックはこの事件は魔犬伝説ではなく、人間が仕組んだ事件だと察知します。

しかしロンドンで仕事が残っていたため、ワトソンをバスカヴィル家のあるダートムアへ向かわせました。

ひよ子
ひよ子
シャーロックがすぐにダートムアへ行かなかったのは今回の戦略を立てるためです!

バスカヴィル家の中や周辺には次のような人物がいました(ネタバレあり!)

●先代からのバスカヴィル家の使用人だったバリモア夫妻
●バリモアの妻の弟である脱獄囚セルデン
●昆虫学者のジャック・ステイプルトン(これは偽名で実名はロジャー・バスカヴィル)
●ステイプルトンの妹のべリル・ステイプルトン(実はステイプルトンの妻)
●ダートムアの地で確認された謎の男(実はシャーロック)

チャールズ卿には実は亡くなった弟がいて、その息子はロジャーと言いました。

ロジャーはチャールズ卿とその甥ヘンリー卿がいなくなれば、バスカヴィル家の莫大な資産(現在価値で100~200億円!)は自分のものになると知ります。

そこでジャック・ステイプルトンという偽名を使い、妻を妹ということにしてバスカヴィル家の近くに住むことに。

そうとは知らずヘンリー卿はべリル嬢に求婚しますが、彼女はすぐこの家を出るよう頼みます。

ステイプルトンは大型犬にリンなどを塗って伝説の魔犬のように見せかけ、ヘンリー卿を襲わせます。

それはシャーロックらによるオトリだったので、この犯行はシャーロックらに阻止されました。

そしてステイプルトンは犯行に失敗し逃げます。

しかし途中で底なし沼地にはまってしまい、ステイプルトンは命を落としてしまうのです。

ひよ子
ひよ子
ステイプルトンの最後はあっけない!

犬はシャーロックとワトソンが命を奪っています。

チャールズ卿が亡くなった直接の原因は元々患っていた心臓病ですが、伝説の魔犬が出現したためショックで亡くなってしまいました。

そして事件後、傷心のヘンリー卿はモーティマー医師と共に傷心旅行に出かけるのです(;_;)

シャーロックホームズ【バスカヴィル家の犬】ここが疑問!

ステイプルトンとその妹はどんな人物?


ステイプルトンはとても演技が上手く、並外れた頭の良い人物でもありました。

そのため昆虫学者として蝶を追う姿も本物のように見えるのです。

ひよ子
ひよ子
ステイプルトンは昆虫採集をしながら周辺の沼地を通り抜ける方法を調査していました。

またシャーロックはステイプルトンの上手い演技も見抜きました。

上でも書きましたが、ステイプルトンの父親はチャールズ卿の弟で名前はロジャー・バスカヴィル

彼には邪悪な噂があり、そのため南アメリカへ逃亡しそこで亡くなったと思われていました。

しかし本当は結婚して、自分と同じ名前の一人息子がいたのです。

息子ロジャーは「多額の公金を横領」したり、体の弱い教師を利用してヨークシャー東部に学校を設立したりと悪いことばかりしています。

そして遂にチャールズ卿の莫大な財産を手に入れるために、ステイプルトンという名前に変えてダートムアにやって来のです。

ヘンリー卿が心奪われたペリル嬢は絶世の美女でした。

ペリル嬢は本当はステイプルトンの妻で、コスタリカの美人ベリル・ガルシアと言います。

実はペリル嬢もヘンリー卿に恋をしていました。

でも夫婦でヘンリー卿の命を狙っていたという現実は重く、その恋が成就することはありません。

またステイプルトンとベリル嬢は兄妹という肩書きでしたが、その見た目はあまりにも違っていて不自然でした。

ひよ子
ひよ子
それにシャーロックもワトソンも気付かないはずはありませんよね?

バリモア夫妻はどんな人物?

バリモア夫妻も当初は怪しい人物です。

夫妻は古くからバスカヴィル家に仕える執事でした。

しかし今回チャールズ卿が亡くなってしまい、もうこの屋敷にはいたくないのでお暇したいとワトソンに話します。

実は妻の実弟セルデンが脱獄し、それをバリモア夫妻が庇っていたのでした。

ヘンリー卿は好意でセルデンに自分のアメリカ時代の服を渡しますが、その匂いから魔犬にヘンリー卿と間違われ、崖から落ちて亡くなってしまいます。

ひよ子
ひよ子
魔犬伝説は架空のものですが、その雰囲気から信じてしまいそうになります!

ダートムアはどんな場所?


ダートムアは「イギリス・イングランドのデボン州南部に広がるムーア(湿原)地形の地域」になります。

イギリスと言えば日本のように四季がはっきりしていて、緑豊かというイメージですよね?

でもダートムアは乾燥した湿原で、荒涼という言葉がぴったりなほど寂しげな場所です。

高い木はあまりなく、背の低い木が点々としいます。

石も大小さまざまなものがゴロゴロ。

小説を読んでいると沼地の多い湿地帯というイメージですが、年間降水量は2000mmを超えるので湿地帯になる瞬間もあったのかもしれません。

でも土地の性質上すぐに雨水が吸収されてしまうので、ずっと湿地でいるのではなくいずれ乾燥していきます。

ひよ子
ひよ子
]永久的に沼地ではない土地がらなのですね!

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シャーロックホームズ【バスカヴィル家の犬】みんなの声は?

不気味な雰囲気にみんな魅了されています!

ありそうでなさそうなシーンが魅力的なお話です。

映画のように見られますね♪

「ホームズシリーズの中で3作目の長編。風景描写が素晴らしい。薄ら寒い沼沢地。行ったことなんてないのに、不気味な雰囲気がよく伝わってきます。犯人とどう対決するのだろうと思っていたら、あっけなくて残念。でも最後の最後、ホームズがひとつひとつの謎を解き明かしてくれるので、結果気持ちよく読み終えられました。今回はワトスンが活躍してくれて嬉しかったです。ワトスン好き。」

「とある夜、三日月を背景に棒立ちする怪しげな男の正体にもしかしたら……とは思っていましたが、本当にいたとは驚きました。思いもよらない方向から突然現れるホームズには毎度どきんとします。 また、「緋色の研究」や「四つの署名」のような箱物語形式よりも、「バスカヴィル家の犬」のような形式の方が読み進めやすいなと思いました。」

「久々のシャーロックホームズ。かの有名なバスカヴィル家の犬。この作品とにかく不気味です。沼沢地に充満する霧と静けさ。バスカヴィル家の犬とはなんなのか。登場人物の誰もが何か秘密を隠している。肝心のホームズすらも長いこと出てこない。半分はワトソン自身の冒険日記のような物語です。物語の後半部分で謎が一気に解き明かされていくのは爽快でした。」
(引用:読書メーター

さいごに

バスカヴィル家にいる人物もその周辺にいる人物も、最初はみんな怪しげでドキドキしてしまいます。

シャーロックがなかなか登場しないのも不安になってしまいます!

でもそのシャーロックがやっと登場して謎を解決してくれるのが、晴れやかで安堵感がありました(^_-)-☆

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