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空手のかっこいい帯の長さは?小学生や子供のサイズの選び方は身長から

空手は日本発祥の武道のひとつで、長く親しまれている武道です。

2021年に開催された東京オリンピックで注目を集めたことで、新たに習い始めたいと思う方もいるかもしれませんね。

今回は、そんな空手の中でも帯について、

《今回の記事の内容》

・空手の帯のかっこいい長さ
・空手の帯が長い時のメリットとデメリット
・空手の黒帯がながい理由
・空手の帯の適切な長さなどについて(長さ・縛る位置・きつさ)

についてご紹介していきます(^^♪

空手の帯のかっこいい長さは?

空手の帯のかっこいい長さは、

空手の帯のかっこいい長さ

結び目から30cm程の長さで膝にかからない長さ

になります。

ある程度長さがあったほうが、空手では見栄えも良くなりかっこいいんですね。

だからと言って長すぎても、空手をするときに邪魔なので、膝上に収まる程度になります。

大人の場合だとこんな感じです。

子どもの場合だと、長かったり短かったり様々ですが、長めのほうが見栄えが良く感じます。

ですので、空手の帯のかっこいい長さは「結び目から30cm程の長さで膝にかからない長さ」と覚えておくといいですね!

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空手の帯が長い時のメリットとデメリットは?

メリット


空手は帯の長さにもこだわるとカッコ良いです。

膝上あたりまでの長い帯を好んで使ったり、上衣から出ないくらいの短めの長さの帯を好んで使ったりと、人によって長さはさまざま。

空手の帯の長さは、何cmときっちり決まっている訳ではないので自分なりに調節することが必要になります。

長い帯だと、全身的なバランスや見栄えが良いです。

上でも書きましたが、具体的には、帯びを締めたときに結び目から30cm程の長さで膝にかからない長さがかっこいいとする人が多いですね。

ひよ子
ひよ子
長い帯のほうが使い勝手も良いです。

デメリット

空手の帯は長ければ良いというわけではないので、注意が必要です。

帯が長いと前蹴りなどをする時に帯が顔に当たったり、目に入ったりすることもあります。

寝技や投げなどがあるときには、帯が相手に捕まれやすくなるといったデメリットも。

帯が長いことで競技に全力を出し切れないと本末転倒です。

自身の動きの中で帯の長さの必要・不必要を見分けていかなければいけません。

しかし帯が短すぎると空手らしいカッコ良さも失われがち。

最終的には、自分の好みで決めるものなので、練習を続ける中で自分の長さを見つけていきましょう。

ひよ子
ひよ子
競技によっては短い帯でもOK!

空手の黒帯はなぜ長いのか?


空手の黒帯は、型での見栄えがよくなるから長くなっていることが主な理由です。

黒帯の長さは競技によって違い、同じ帯を使う柔道と比べても空手の方が長く作られています。

それは、柔道は投げや寝技といった組技がメインとなるので、長さが不利になることもあるためです。

一方、空手は見た目も大切になる型の競技があり、柔道と比べると帯も長くなっています。

また空手は段階ごとに細かい色分けがありますが、黒帯が一番長く主張の強さも感じさせますよね。

他にも、長いと帯の跳ね方から勢いを見せられたり、自身の帯の動きから体のキレを確認できるなど、実践的な理由もあります。

ひよ子
ひよ子
空手は見栄えも大切です。

空手の帯の適切な長さや縛る位置は?

長さ


空手の帯は、縛ったときに帯の両端が上衣の裾くらいか上衣から少し出るくらいの長さが適切です。

空手の道着は、子ども大人問わず身長を元にしたサイズで、帯もそれに合わせたものが付属されています。

また販売元によって表示が多少違いますが、ミズノの商品を例に見ていきましょう。

空手の帯のサイズ目安(引用:ミズノショップ

帯の号数身長(㎝)帯の長さ(㎝)
J0105~115200
J1116~125205
J3126~135210
1136~140215
2141~150235
3151~160255
4161~170275
5171~180295
6181~190315

道着は身長を基準にしますが、帯の長さはウエスト×2+100~120cmが理想の長さとされています。

子どもの場合は、長すぎないものがおすすめで、目安としては膝を立てたときに床から15cm位のところに帯先がくる長さが適切です。

ひよ子
ひよ子
低学年までは長すぎるのはNGです。

縛る位置

次に帯を縛る位置についてですが、空手の帯は腰骨にかからないで、かつヘソより下で縛るのが一般的になります。

これはヘソ辺りを軸に動きを作るためです。

でも、最初のうちはすぐに道着がくしゃくしゃになってしまい、上手く縛れませんよね。

帯がゆるみやすいと競技に集中できなくなるので、次の帯を上手に結ぶコツも参考にしてみてください。

《帯を上手く結ぶコツ》

・道着をきちんと揃えてから帯を縛り始める
・帯が固いとゆるみやすいため、洗濯したりして柔らかくしておく

このように、帯を理想的な位置で縛っておくためのコツもあるので、少しずつ習得していきましょう。

きつさ

最後に帯のきつさについてです。

帯を縛る位置で「ヘソ辺り」と書きましたが、人によってはヘソ辺りで縛ることで苦しさを感じ、位置をずらす必要もあります。

空手の帯は2重に結構きつめに締めるため、慣れるまでは強い圧迫を感じてしまう人も。

特に柔軟や体をほぐすといった、練習の時には前かがみになったりと体勢的にも帯が苦しく感じたり、普段ウエスト周りをゆったりとさせて過ごしている場合は苦しさも倍増してしまいます。

そういった場合にはきつさを和らげるよりも、帯を腰骨で縛ると楽になりますよ。

空手は極真や和道と流儀などによって帯の位置が変わってくることもあります。

ちなみに極真では、腰骨で縛るのが流儀です。

正しい方法で、少しでも苦しくない位置ときつさを見つけていきましょう。

小学生には帯止めも便利?

小学生、特に低学年だと帯を結ぶのもまだまだ一苦労です。

ひよ子
ひよ子
低学年っぽい結び方も大人から見たら可愛いですけどね。

そんな時便利なのは「帯止め」です。

使い方は、帯の結び目に取り付けるだけで、使い勝手も簡単。

デメリットとしては、小さなものなので失くしやすいことです。

これについては、稽古後にちゃんと帯に付いているかどうか気を付けてあげるといいですね。

帯がすぐに解けてしまい、気になる子にはとても便利なアイテムです。

さいごに

今回は空手の帯の長さについてみてきました。

空手は帯の長さだけでもメリットやデメリットがあったりと奥深さを感じさせる競技です。

そしていつか帯の長さも武器にできるほど、空手道を習得できたらいいですよね(^_-)-☆