2019ドラマ

モンローが死んだ日最終回結末と原作ネタバレ!鏡子に届いた手紙の内容とは?

ドラマ「モンローが死んだ日」が2018年1月からNHKで放送されます。

このドラマには原作があます。

小池真理子さんの小説です。

この小説はいったいどんな結末なのでしょうか?

モンローが死んだ日の原作の最終回結末は?

主人公の幸村鏡子は夫を亡くしてから気が滅入ることが多くなり、思い切って精神科を受診します。

そこで出会ったのが精神科医の高橋医師でした。

高橋医師に話を聞いてもらう、それだけでも症状は軽くなっていきました。

医師と患者は診察室以外では会ってはいけないのですが、2人は外でも会うようなります。

そして恋人になりました。

高橋医師は非常勤医師でした。

なのでこちらのクリニックに勤務する毎週水曜日に必ず鏡子の家へ通うようになります。

しかし突然ぱったりと音沙汰がなくなってしまいました。

鏡子はまた不安定な状態になります。

そこで高橋医師のもうひとつの勤務先へ連絡してみました。

するともうひとつの勤務先の高橋医師と毎週鏡子の元にやってきた高橋医師は別人だった、ということがわかりました。

つまり鏡子の元に毎週やってきた高橋医師は偽物の医者だったのです。

偽物の高橋医師が失踪した時期と芸人の川原まりりんが自ら命を絶った時期が重なっていることがわかりました。

非常勤として勤務していた宇津木クリニックにも医師免許証のコピーを提出していなかったのです。

そのため偽物医師ということがわかりませんでした。

そんな鏡子にA4用紙10枚以上にもなる長い手紙が届きます。

手紙は送り主は高橋恭平となっていました。

それはもちろん偽物の高橋医師です。

高橋恭平には美緒という一人娘がいました。

かつては妻もいましたが精神的に病んでいて、それが治ると他の男性と一緒になってしまいます。

妻は美緒も一緒に連れていったのですが、他の男性との新たな子供ができると美緒を高橋恭平の元に返してきたのです。

その後美緒は無事成長し、お笑い小劇団で知り合った男性と結婚し無事女の子を出産します。

ところがその子が3ヶ月の時にお風呂で誤って命を落としてしまいました。

このことにより美緒は離婚し、精神的に病んでしまいます。

食べ物を食べ過ぎるようになり、どんどんふっくらしていきました。

美緒はもともとマリリン・モンローが大好きでした。

そこで川原まりりんという芸名でモンローの物真似をするるようになります。

大人気とまではいきませんでしたが、熱心なファンも多くいました。

しかし精神的には病状は悪化していきます。

高橋恭平は美緒の元から離れることができなくなり、病院勤務(医師ではない)が難しくなりました。

働けないので経済的には苦しくなってきます。

高橋恭平は美緒の看病で得た知識を元に、偽物の高橋医師になることを思いつきました。

病院勤務していた所に本物の高橋医師がいたからです。

高橋恭平は軽井沢の宇津木クリニックの非常勤医師となりました。

そして鏡子に出会います。

しかし美緒の精神的な病状が悪化する一方です。

とうとう高橋恭平はクリニックに勤務することも難しくなり、突然辞めてしまいました。

高橋恭平がクリニックを辞めたその日に美緒は自ら命を絶ちます。

高橋恭平は偽物医師になったことを警察に申し出ました。

そして5日後、このことは新聞記事に掲載されたのです。

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ドラマの結末ラストはどうなる?

なんともやるせない結末です。

高橋恭平と美緒が可哀想でたまりません。

ドラマの結末も小説と同じ内容になると思います。

気になるのは鏡子の気持ちです。

小説では手紙のあとの鏡子については描かれていません。

鏡子はこの手紙を受け取る前から高橋恭平が偽物医師であったこと、川原まりりんとなんらかの関係があることがわかっていました。

ですのでこの手紙を読んで全てを知った彼女は、以外とすっきりしたのではないでしょうか。

だからドラマでの鏡子はきっと前向きにこれからを生きていけるはずです。

そんなすっきりとした結末で描かれるといいなと思っています。

高橋恭平が罪を償った末鏡子の元へ戻ってくる、という可能性ももしかしたらあるかも…。

残りの人生を二人で支え合いながら生きていく、というパターンです。

そんな結末でもいいんじゃないかと思います。

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マリリン・モンローとの関係は?

マリリン・モンローも精神的に病んでいて精神科医の元に通っていました。

モンローと当時の精神科医とは単に患者と医師という関係ではなくもっと密接したものだったのです。

それは恋愛ではありませんでした。

小説の中でその精神科医はモンローについてこう言っています。

「彼女は私の子供、私の苦しみ、私の妹、私の狂気になっていた」

その精神科医は魅力的すぎるモンローの虜になってしまい、身動きが取れなくなっていたのですね。

だから最後にはモンローから逃げたのです。

マリリン・モンローについて詳しくはこちら。

モンローが死んだ日のタイトルの意味は?マリリンモンローだけではない?
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モンローが死んだ日のみんなの評価は?

小説の中でモンローが出てくるのは最後のほうです。

モンローの登場も楽しみですね。

「しばらくは、まったく全然モンローが出てこない。
鏡子さんも、およそモンロー的ではないし。
すっかり忘れていたころ、ぽっと出てきて、「なるほど!」と思いました。」

鏡子や高橋恭平と同世代の方のお手本になるドラマでもあります。

「鏡子さんと同じ年代の私にとって、彼女の飾らないファッションや、素朴で優しい料理の数々も見習うべきところです。こんな風に静かに、丁寧に年を重ねていきたいものです。」

寂しさを感じるストーリーなのですが、最後はやはりすっきりとした気持ちになる、そんなお話です。

「心理サスペンスというと少し違うような気がする。
全編に漂う、孤独感に寂しくなるが、
その人なりに、きちんと生きている姿を応援してくれているようにも感じる。」

さいごに

最後は鏡子と高橋恭平は幸せにはなりませんでした。

でも大人でもこんな素敵な恋ができるんだ、というドラマです。

大人ゆえの恋にうっとりしてしまいそうですね!