2019ドラマ

みかづきドラマで千明が蕗子へ書いた手紙の内容とは?頼子の遺言も!


千明は長女蕗子と塾講師のアルバイトをしていた泉が結婚しようとしたときにある手紙を送っています。

今回はその手紙の内容についてご紹介します♪

また千明の母頼子が亡くなる直前に言い残した言葉についても書きました(^^)

千明が長女蕗子へ書いた手紙の内容とは?

千明からの手紙の内容について

それでは手紙の内容についてです。

泉先生は頭脳明晰すぎるがゆえ頭の良くない子の気持ちがわからない、という欠点もあります。

しかし人柄も品も家柄も良く、とても恵まれた縁談話。

でも千明にも若い頃同じような出来事があったのです。

千明は大学生の頃、将来は教育関係者になりたかったのですが、文部省に対しては嫌悪感を持っていました。

そこで文部省の人物A氏に実際に会って話を聞くことになります。

A氏は20代半ばで係長いわゆるキャリア組で、千明の話を親身になって聞いてくれました。

そんなA氏に当時の千明は惹かれ恋人同士になります。

しかしだんだん二人には意見の食い違いが出てきました。

なぜならA氏はやはり体制側の目線でしかものを見れない人だったのです。

当時高校への進学率が5割を超えたのにも関わらず、高校新設が追いつかない状況でした。

すると必然的に中学浪人する学生が増えます。

しかしA氏はこの状況についてこう語ったのです。

「エリートになる者は限られている。その他大勢の単なる労働者も必要だ。よって国民を2分することが国力を強くする」と。

A氏は名門一族の出身でしたので、それりのプレッシャーや苦労もあったはずです。

実際A氏の父親は元大蔵官僚でしたので、文部省に入ったA氏を恥じたのでした。

しかし所詮エリートであったA氏は庶民を見下している所があるのは否めません。

その頃千明のお腹には新しい命が宿っていました。でもA氏には結婚の意思はありません。

A氏は千明の過去を内緒で調べて、千明に父親がいないこと、母親がかつて女給をしていたことから嫁として相応しくないと判断したのでした。

千明の母もまた良家に嫁ぎ、舅姑から虐められています。

そんなことから千明はA氏のことはスッパリ諦めて、未婚の母になることを決心しました。

母頼子も棘の道だとするも、お腹の子を望んでくれることも千明の背中を押してくれたのです。

泉先生のような良家に、蕗子のような複雑な家庭の子が受け入れらるのか千明は心配しているのでした。

エリートは間違いなく家柄にこだわる人種なのです。

千明から見ると泉先生は、蕗子を舅姑から守ってくれる人物かといえば、そこまで男気のある人にも思われないのでした。

だから泉先生との縁談はもう一度よく考えてほしい、という内容の手紙でした。

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千明の手紙を読んだ蕗子はどうしたのか?

千明の手紙を受け取った蕗子はその半年後、泉先生と別れました

そして蕗子は学校の教師になります。

でも吾郎が塾長を辞めて家を出て行くと、蕗子も家を出てきました。

そして塾講師をしていた上田と結婚し、一郎と杏を産みます。

蕗子と上田は上田の実家のある秋田県で慎ましく暮らしていました。

しかし上田が船の転覆事故で命を落とすと、母子で千明の家へ戻ってきます。

その後蕗子の息子一郎が、吾郎の理想とする塾を作りました。

頼子が最後に残した言葉とは?

頼子は吾郎の女癖が悪いことを気にしていました。

吾郎はお母さんを若くして亡くしているし、女の押しに弱いタイプ。

だから若いお母さんがやって来る環境で、悪いことにならないよう頼子は自ら保護者の窓口をやったりしていたのでした。

また千明が塾より吾郎のことをもっとよく見ていたら、一枝とも何も起こらなかったと思うし、吾郎が家を出て行くこともなかったかもしれない。

塾が大きくなったのも、家族がこれまでうまくやってこれたのも、吾郎が自分を犠牲にしてまで家族を思いやってくれたから。

でも彼にはもっと羽ばたける未来がある気がする。

だから彼を解放してあげて欲しい…。

それが頼子の最後の言葉でした。

頼子は吾郎のことを深く理解していたのですね!

そして吾郎はそんな頼子の言葉どおり自分のやりたいよう自由に生きて行くのでした。

さいごに

家族が出て行ってしまったり、また戻ってきたり…。

頼子がいなくなっても、また新たな命が生まれたり…。

塾もみかづきですが、千明の家族もまたみかづきのようです(^-^)