みかづきに登場する人物や津田沼戦争や千葉進塾、一郎の作ったNPO法人のクレセントは実在するのでしょうか?
調べてみました♪
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みかづきは実話なのか?
吾郎さんの
イッセイ2:3下駄履き💕#高橋一生 #みかづき pic.twitter.com/weTC6dpnAD— 三号亭チェブノ介 (@chebunosuke_ink) 2019年2月16日
早速ネタバラシしていくと、みかづきは実話ではありません。
森絵都さんが自ら資料を集めて書いたとインタビューで語っています。
本当は何世代かの家族のことが書きたかった、と森絵都さんは言っています。
そこに柱として塾を盛り込んだ、ということです。
「もともとは家族の話が書きたかったんですね。
それも、何代かにわたる家族の長い繋がりの話を書きたくて。長い話にするなら特別な背景なり舞台なりがあったほうが面白い小説になるのではと思い、それをずっと考えていたんです。
なかなかその核になるものにたどり着けなくて時間がかかったんですけれども、ある時、塾はどうかなと思った時に、ふっと開けた感じがありました。
これなら書けるかもと思ったんですよね。」
ですので実話ではないことがわかりますね。
また吾郎という人物にはこんなことを言っています。
「塾の先生が書いた本もたくさん読みましたが、いろんな先生のタイプがある中で、私が一番いいなと思ったのが、吾郎のような“待つ”先生でした。
子どもの自主性が芽生えるまで待って、先回りはしない。とにかく子どもが自分で考えるようになるのを待っていてくれるという先生の教え方に共鳴しました。
そのままは使わなかったんですけれど、なるべくそういうタイプの先生として、吾郎のキャラクターを育てていった感じですね。」
吾郎のような先生を森絵都さんは描きたくて、その結果できた人物であることがわかりました♪
ということで実話ではない小説なのですが、「みかづき」は実話にように読めてしますよね?
それは学校教育に対する政府の方針などは実話であるからだと思います。
特に学校教育について森絵都さんはこう言っていました。
「なぜ、あのような教育が行われたのか知りたかった。調べるうちに分かったのは、公教育には柱となるような一本の太い線はなく、政治家や経済界らその時々に手綱を握る人の影響下で変わっていったこと。何を達成したのか検証もなく、次の施策が始まることに驚いた」
学校教育をどうすればよいか政治家も紆余曲折していたことがわかります。
そんなことが小説の中に盛り込まれているから「みかづき」は実話にように感じられるのですね(^o^)
また次にご紹介する津田沼戦争や千葉進塾のモデルとなる塾も実在しています!
津田沼戦争は本当にあったのか?
塾同士の戦いであった津田沼戦争は本当にあったことです。
森絵都さんもこう語っていました。
さらに津田沼戦争のことを書きたいと思われてたのです。
「「津田沼戦争」という塾同士の熾烈な抗争があったことを聞いたときは「この時代のことは絶対に書きたい」と思いました。」
でも津田沼戦争についての資料はほとんどなく、ご自分で取材して情報を地道に集めていかれました。
「実は津田沼戦争については、紙で残っている資料がほとんどないんです。だから、当時塾を経営されていた方に話を聞くということがほとんどでした。」
津田沼戦争があった昭和50年代の頃は塾同士の競争が本当に凄かったようです!
津田沼塾戦争…
ほんと、津田沼は塾のビルが多かったわ…
今は無くなっちゃったけど(子供少ないからね)— ほしmama@booth通販開始 (@hoshi_mama) 2019年2月9日
千葉進塾は本当にあったのか?
小説の中で登場する千葉進塾は実在するのでしょうか?
森絵都さんご本人も塾に通われたことがあるようです。
「中学三年生のときに近所の塾に通ったくらいです。
勉強熱心でもありませんでしたから、塾に対して良いイメージも悪いイメージもなかったんですね。一生懸命通った方ほど、塾には悪いイメージを持っているようですが、私は真っ白でした。」
ということですが森絵都さんが通われた塾がモデルとなっているかはわかりません。
でも経験は全て小説に生かされているとは思います♪
千葉進塾のモデルは千葉県にある市進学院のようです。
今さらですが、1月26日から森絵都先生原作の土曜ドラマ『みかづき』がスタートします🌙
昭和から平成にかけての塾と日本社会の変遷を背景に描かれる本作は、執筆にあたり市進学院を取材いただきました☺️✨主演は高橋一生さんです‼️ pic.twitter.com/wOOvp4X8zx— 個太郎塾 佐久平教室 (@kotarou_saku) 2018年12月22日
市進学院はバリバリの大手進学塾と違って少しマイペースの塾のようです。
「これ以上早稲田アカデミーで頑張らせるのは無理かなと考え、小4の終わりにもう少しゆるい感じの大手塾(市進)に転塾しました。
市進は早稲田アカデミーよりも進学実績は奮いませんが。
うちの子供には市進学院のペースがあっていたようです。」
市進学院では伝統の「めんどうみ合格主義」というものが採用されていました。
生徒一人一人に担任の先生がいて、さらに質問室には先生がいます。
一人一人をフォローしていく姿勢が吾郎の教育方針と一致しているように感じられました(^^)
一郎の作ったNPO法人クレセントのモデルは?
一郎の作ったNPO法人クレセントにもモデルがあるようです。
実名はわかりませんが、そのような活動をしている団体は本当にあります。
そしてやはり開設当初ははやり子供が集まらなくて困ったということも…。
そのような実話があるから、「みかづき」にはリアリティにあるのですね。
「連載中はやはり「塾に通えない子ども」というフレーズがちょっとでも出てきただけですごく気になりました。」
「子どもに勉強を教えているNPOの代表の方に取材をさせてもらったりして、どういう事情の子どもがそこに通っているかといったお話を伺いました。
その方も2007年か08年くらいに、そういう学習支援団体がないか探したらなかったので自分で始めたとおっしゃっていました。
始めた頃は子どもが全然集まってこなくて、集めるのに苦労したというお話も伺いました。
そのあたりは作品に反映されていますね。」
さいごに
「みかづき」に登場する人物は実在しませんが、周りの状況はほぼ実話であることがわかりました!
だから実話のように思われるのですね。
高橋一生さんが情報番組で「朝ドラではありませんが…」と言っていましたが、朝ドラとなる日がくるといいなと思います(^o^)
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