ストロベリーナイト

ストロベリーナイト原作小説のネタバレと感想!玲子の暗い過去とは?

2019年4月から始まる「ストロベリーナイト・サーガ」は誉田哲也さんの警察小説シリーズ「姫川玲子シリーズ」の4作品が原作になっています。

今回はそのうち小説「ストロベリーナイト」の原作あらすじについてご紹介させていただきます♪

ストロベリーナイト原作のあらすじ

「ストロベリーナイト」は女性刑事の姫川玲子を主役とした人気シリーズ小説の第一作です。

ストーリーはビニールシートに包まれた男性の亡骸が、溜め池近くの植え込みから発見されます。

警視庁捜査一課の警部補である主人公の姫川玲子がこの事件の捜査に当たりました。

姫川玲子は担当する事件が単独で終わらないと考えます。

確かにすぐ別の管轄で似た手口の事件が11件も起こりました。

事件解決のために一緒に捜査をするのは日下刑事、勝俣刑事、同僚の井岡刑事、警視庁第三方面本部長を父親に持つエリート北見刑事、部下の大塚刑事です。

通称「ガンテツ」の勝俣刑事と対立しつつも捜査する中で、「ストロベリーナイト」の単語が捜査線上に出てきます。

一連の事件はショーでありそのタイトルが「ストロベリーナイト」なのでした。

ターゲットとなる人物は参加者の一人としてインターネットで集めら、他の参加者の前で命を奪われます。

「ストロベリーナイト」は人の命奪うことを楽しむショーでした。

溜め池の植え込みから亡骸で発見された男性を含めて、命を奪われた人たちはショーの犠牲者でした。

このショーは“エフ”と言う謎の人物が主役となり行われていたのです。

姫川玲子たち刑事は捜査の中で「ストロベリーナイト」の全容について近づいていきます。

しかしその代償として仲間の大塚刑事の命が奪われ、連続事件の被害者の一人となってしまいます。

このショーの参加者と接触することができた勝俣刑事は、連続事件の犯人の可能性が高い“エフ”の存在にたどり着きます。

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“エフ”が犯人かと勝俣刑事は調べますが、一連のショーの本当の主催者はその人物ではありませんでした。

姫川玲子は大塚刑事亡き後、本部の捜査とは別に北見刑事と事件を追っていました。

捜査する過程で姫川玲子は、北見刑事が連続事件に関わっているのではと疑念を持ちます。

北見刑事は姫川玲子が予想通り連続事件に深く関わっており「ストロベリーナイト」の真の主催者だったのです。

姫川玲子に連続事件との関りに気づかれた北見刑事は、彼女を拉致して「ストロベリーナイト」の目的を語ります。

拉致された姫川玲子の前には“エフ”こと深沢ゆかりもいました。

深沢ゆかりの両親は悪行だらけの人物であり、そのため深沢ゆかりも精神的に歪んでしまい一連の事件を起こしたのです。

そしてそれを提案したのが北見刑事なのでした。

北見刑事は学生時代には悪行ばかりの人物だったのです。

姫川玲子を案じていた勝俣刑事らが密かに姫川玲子と北見刑事を尾行していました。

しかし間に合わず、北見刑事は姫川玲子に乱暴を働こうとします。

そんな姫川玲子を北見刑事の仲間のはずの“エフ”が助けました。

しかも“エフ”は北見刑事に犯行されそうになった姫川玲子を「今度は助ける」と命も救おうとします。

北見刑事は駆けつけた勝俣刑事たちにより逮捕されました。

こうして「ストとベリーナイト」の運営者は全員逮捕され事件は解決します。

姫川玲子を北見刑事の玉からかばった“エフ”は意識不明の状態でしたが一命は取りとめました。

「ストロベリーナイト」で当初に黒幕と思われていた“エフ”は深沢由香里と言う女性でした。

彼女は過去に義父から嫌がらせを受けています。

そんな彼女の心の拠り所だったマコという女性がいましたが、彼女も嫌がらせを受け命を奪われました。

深沢ゆかりはマコを守ることができなかった悔しさから姫川玲子を守ります。

姫川玲子もまた17歳の時に嫌がらせを受けており、さらに身を傷つけられた辛い過去を背負っていました。

そんな姫川玲子の心を婦警だった佐田が支えてくれます。

しかし佐田婦警は姫川玲子を襲った犯人逮捕の際に負傷し亡くなってしまいました。

姫川玲子は佐田婦警の存在があったから警官となる道を進んだのです。

「ストロベリーナイト」は巧みなストーリー展開だけでなく、主人公を含めた登場人物の切ない過去など読み応えがある小説になります。

ストロベリーナイト原作の感想!

ストロベリーナイトは一緒に捜査していた刑事が実は犯人だったという結末でした。

このような展開はよくありますが、やはりその裏には警察の裏の姿があります。

ストロベリーナイトでも警察の裏の姿を描きたかったのだと思います。

小説の内容は姫川玲子の感情と共に進んでいくので、とても読みやすやすい小説です。

この事件に関わっている女性がみんな同じような事件の被害者であったことでとても同情するものがありました!

ストロベリーナイト原作のみんな意見も調べてみました。

「ドラマでみてたはずだが、小説で読むとそんなこと忘れて一気に読んでしまった。
やっぱりおもしろい。」

「姫川玲子は、直感と行動力を武器に事件の真相に迫る!」

「勝俣が、ルパンの銭型刑事に見えてきました。。キャラは面白いです。」

「小説というよりも、ドラマの台本を読んでるような感じがした。
それから犯人の『ショー』を行うきっかけには触れてなかったり、大塚が持ってる情報をどうやって犯人が知ったのかなども不明。と
色々物足りなさが満載。」

ストーリーは面白いけどもう少しつっこんだ内容も知りたいという意見でした。

やはり理由が知りたいですよね。

また登場人物のキャラがとても個性的で良いという意見も多くありました。

小説ストロベリーナイトはドラマにしやすいストーリーなのです(^^)

さいごに

今回は誉田哲也さんの警察小説シリーズ「姫川玲子シリーズ」の4作品のうちストロベリーナイトについてご紹介しました。

今回のドラマではどんな作品になるのかまた楽しみが増えました(^^)