ソウルケイジ原作のあらすじとタイトルの意味、感想についてまとめました。
とても感動的なストーリーでした♪
ソウルケイジ原作のあらすじ
そうかぁ。『ストロベリーナイト・サーガ』は『ストロベリーナイト・ジャニーズver.』なんだ。
それなら私は心置きなく無かったことにできる🤗
オリジナルキャストで『ブルーマーダー』を映画化してくれたらうれしいなぁ🤣 pic.twitter.com/noC6i6YiNI— ハードレモン (@kZoVpB8egatdoG6) 2019年3月11日
【ソウルケイジ(シリーズ第二弾)】
多摩川土手に放置された車両から、左手首が発見された。
近くの工務店のガレージが血だらけなっており、手首は工務店の主人のものと判明。亡骸なき事件として捜査が開始された。
亡骸はどこに?なぜ手首だけが残されていたのか?
姫川玲子ら捜査一課の刑事たちが捜査を進める中、驚くべき事実が次々と浮かび上がる。
左手首の持ち主の工務店主人である高岡のものでしたが、血は高岡のものではありませんでした。
高岡は実は生きていましたので、これは亡くなったように見せかけるための偽装だったのです。
高岡は耕介を我が子として育てていました。
耕介の父親は借金取りから自ら命を奪うことを強要され亡くなります。
そのことに同情した高岡が耕介の父親をかって出たのでしたす。
実の息子もいましたが、その子は高岡が起こした交通事故により寝たきりの状態でした。
耕介はある時、保険金詐欺のために人の命を奪うという悪行をしていた戸部に目をつけられてしまします。
耕介の未来を案じた高岡は戸部の命を奪いました。
高岡は他のホームレスに200万円を渡し小屋を譲ってもらい、戸部の亡骸をそこに埋めました。
ホームレス生活の当初に姫川らが事情聴取にやってきましたがそれが高岡本人だと気づかず、その後高岡はその小屋で一人静かに命を引き取ったのです(;_;)
[the_ad_placement id=”%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%83%86%e3%83%b3%e3%83%84″]
ソウルケイジのタイトルの意味は?
ソウルケイジのタイトルの意味は実は2つあります。
それは「魂の檻」という意味と「刑事魂」という意味です。
イングランド出身のミュージシャンであるスティングが歌った曲にも「ソウル・ケイジ」という歌があります。
この小説のタイトルはスティングの「ソウル・ケイジ」からきているのです!
スティングの楽曲「The Soul Cages」からインスパイアされている。
そのため本作では著者なりの解釈による「父性」が主題となっており、劇中では事件の当事者と自分の事を大切に思う父親の想いを知った姫川、そして一人息子を想う日下の心情と登場人物それぞれに「父性」と関わる場面に焦点が当てられている。(wikipedia)
スティングの「ソウル・ケイジ」の歌詞内容は亡き父親への鎮魂歌とも言われています。
この歌の中でスティングは田舎で一生を終えた父親を哀れに思うと同時に、例え自分は華やかな世界で成功したとしてもそんな父親の人生も自分は背負っているのではないか?
つまり自分の魂は父親のそれと繋がっていて決して離れることはできない。
だから父親の人生も素晴らしかったと感じるのでした。
親子の決して切ることはできない繋がりを歌った歌なのですね(^^)
ソウルケイジの感想は?
世の中を敵にまわされて、でも涙を見せず一人で立ち向かっていく姿がすっごくかっこいい
姫川感♡
味方がいないの寂しすぎるよ😢
こういうとき菊田みたいな存在がいたら安心して泣けるんだろうなって、、#ドラマQUEEN #ストロベリーナイト #竹内結子 pic.twitter.com/lAxI6DgWhq— まかろん (@mkk__0401__yuko) 2019年3月8日
我が子のように育てた耕介のために高岡は自分の手首を切ってまで守ろうとしています。
そんな父性がとても切ないです…。
この小説には「貧困」もテーマになっています。
そこから抜け出すにはある時は命をかけなければならないという状況もある、とてもやるせないですね。
また姫川と井岡のやり取りに菊田が嫉妬する場面がありました。
姫川はそんな菊田に「……キスしたら、機嫌直す?」と言ってキスして元気づけるというシーンもあります。
竹内結子さん演じる姫川にはそんなシーンはありませんでしたが、小説では小悪魔的な姫川が印象的でした。
姫川は過去自分が乱暴されたという苦い経験を持っています。
そしてその犯人の命を奪いたいというくらい憎んでいる。
でもそんなことはできないから、なんとか自らの気持ちをコントロールしていると語っていました。
刑事であっても一人の人間としての抑え切れない感情とも対峙している姫川に、とても親近感を覚えます。
また前作の「ストロベリーナイト」はかなり描写が辛かったという感想が多くありましたが、こちらの「ソウルケイジ」は父性の描写にとても感動したという感想が多くありました。
親子の関係を描くお話は涙が止まりませんね(;_;)

さいごに
本当の犯人だった高岡にも姫川にも暗い過去があります。
そんな中に姫川が菊田にキスするシーンがあったりして、この二人は今後うまくいくのだろうかと思わせるところに癒しを感じました!
姫川と菊田もお付き合いして、姫川の心の傷が少しでも癒されるといいなと思います(^-^)
https://kiiroihiyoko.com/12935.html