ランドセルカバーは必要かどうかというと、絶対に必要という物ではないかもしれません。
学校で交通安全協会の黄色いカバーを貰える所もありますよね。
また本革のランドセルは雨に弱く、傷も付きやすくなります。
ですのでランドセルカバーを付けていれば安心です。
そんなランドセルカバーですが、どのようなことに気をつけてればいいのでしょうか。
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ランドセルカバーの目的は3つ
雨からランドセルを守る
雨からランドセルを守るための目的で購入される方が多いと思います。
ちゃんと傘を差していても、後ろにしょっているランドセルはどうしても濡れてしまいがちです。
カバーをして雨から守れると良いですね。
ただし注意したいことは、お家に帰ったら必ずカバーを外して、カバーもランドセルもタオルで拭いたりしてきちんと乾かしましょう。
濡れたカバーを付けっぱなしにしておくとカビの原因にもなります。
黄色などの色なら安全対策になる
クリアタイプのカバーでも反射板を貼ってあれば安全対策になります。
特に黄色は暗いところでも一番よく見える色なので、低学年のうちは黄色がおすすめです。
でも今の子供達はおしゃれなので、黄色で納得してくれないかもしれません。
学校で「1年生は黄色のランドセルカバー」と指定してくれるといいのですけどね。
みんなも黄色のカバー付けている、と思えば子供も素直に言うこと聞いてくれそうです。
ランドセルを傷や汚れから守る
ランドセルはとても高価なお買い物です。
でも男の子だとおそらく扱いも乱暴ですし、すぐに傷を付けてしまうかもしれません。
ランドセルカバーを付けておけば傷からランドセルを守れます。
常にランドセルカバーを付けるときでも、時々カバーをはずしてランドセルとカバーを乾かすことが大切です。

サイズは2タイプあります

A4クリアファイル対応とA4フラットファイル対応の2タイプのサイズがあります。
A4クリアファイル対応とは、2枚重ねの良く使われているクリアファイルが入るサイズです。
A4フラットファイル対応とは、2穴の紙ファイルが入るサイズです。
ですのでA4フラットファイル対応のランドセルのほうが少し大きめになります。
●A4クリアファイル対応 22~22.5cm
●A4フラットファイル対応 23~23.5cm
ちなみに我が家の息子のランドセルはA4フラットファイル対応になります。
A4クリアファイル対応に比べると大きいのでロッカーに入るかちょっと心配です。
またサイズが大きくなるのでランドセルが重くなる、という意見もあるようですが、いまどきのランドセルはとても良く作られていて、ものすごく軽いです。
ですので重さの心配はありません。
雨の日に使うレインカバーは3タイプ
かぶせるタイプ
普通ランドセルカバーと言えばこのタイプになります。
ランドセルの蓋に取り付けます。
このタイプの場合、かぶせの部分のサイズをしっかり測ってから購入しましょう。
やはりジャストサイズのカバーのほうがいいです。
また「雨の日用」とはっきり書かれている物を選ぶようにします。
防水用になっていないと困ります。
すっぽりタイプ
かぶせるタイプはランドセルの表の部分だけを覆いますが、すっぽりタイプは肩ベルト以外のランドセル全体をすっぽり覆ってくれます。
大雨などではランドセルが濡れるのを防いでくれるので便利です。
デメリットは学校に着いたときに、すっぽりタイプのレインカバーがびしょ濡れになってしまうので、それを入れておく袋を用意しておかなければなりません。
小学校低学年の子にはちょっと大変かな、と思います。
レインコートタイプ
ランドセルもすっぽり覆ってくれるレインコートもあります。大雨などには便利です。
小学校低学年のお子さんですとこのタイプだとランドセルもお子さん自身も濡れずにすみますので安心ですね。

ランドセルのお手入れ
ランドセルが雨や汗で濡れたとき、夏休みなど長期間使わない時などのお手入れはタオルで拭き、日陰の風通しの良いところに置いておきます。
通常の革製品だと保湿のため皮専用のクリームなどを使います。
しかしランドセルの場合は加工してあることが多いので、説明書をきちんと読んで適切なお手入れをしましょう。
でもやっぱり男の子は付けない派が多いかも
学校へ来年度入学児の説明会に行ったとき、たまたま雨の日でした。
その時廊下にランドセルが数十個置かれていたのですが、ランドセルカバーをしていたのは女の子のものだけでした。
男の子はランドセルには見事にカバーは一つも付けられていませんでした(^^;)
登校時は親が付けてあげれるから大丈夫です。
でも男の子には学校帰りはカバーを付けてね、と言っても無理かな~なんて思いました。
最後に
ランドセルは通常撥水加工が施されているので雨に濡れても大丈夫なのですが、時間とともに撥水加工の効果も薄れてきてしまいがちです。
本革だけでなく人工のものであってもランドセルが濡れないようにしたり、濡れてもすぐに拭くなどすれば、劣化を抑えることができます。
適切なお手入れをして6年間丁寧にランドセルを使えるといいですね。
