メレンゲや生クリームなどを泡立てる時は泡立て器が便利ですね。
その他にも卵焼きの卵を混ぜるときやお菓子の材料を全部混ぜるときなどにも使います。
でも泡立て器がない、または見つからない(!?)というときもあるかもしれません。
そんな時はこんな方法でも泡立てることができます。
是非参考にしてくださいね。
Contents
泡立て器の代用になるもの
菜箸
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菜箸を4~6本ゴムでまとめます。
この方法は「炒り卵の上手な作り方」で以前テレビ(地方番組)で紹介されていました。
菜箸が何本もなければ、普通のお箸や割りばしでも代用できます。
ただし混ぜるとき少し短くてやりにくいかもしれませんが…。
この方法はいり卵などに向きます。
メレンゲや生クリームでの代用は向かないかもしれません。
ビニール袋
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普通のビニール袋に卵白1個を入れます。
そしてビニール袋に空気を入れて振るだけです。
この方法ですと出来上がった卵白を取り出しやすいし、洗い物も出ません。
少量のメレンゲならハンドミキサーを出すのも面倒です。
そんな時に便利な方法になります。
ペットボトル
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卵白をペットボトルに入れて振ると固まります。
でも振りすぎると分離してしまいます。
注意してください。
生クリームも同じように、振りすぎると分離します。
バターになってしまいます。
ペットボトルを使うと簡単にメレンゲができますよ。
ただしメレンゲを取り出すとき、ペットボトルを切らないと出てきません。
それだけが唯一のデメリットです。
シェーカをお持ちならそちらのほうが便利です。
シェーカーなら口が広いので、取り出しやすなります。
マヨネーズの容器
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マヨネーズの容器はペットボトルと同じく振りやすいです。
さらにいいのは取り出しやすいことです。
でもマヨネーズの空の容器がたまたまある、なんてあまりありません…。
でもいざというとき便利なので、マヨネーズの空の容器をストックしておくのもいいですね。
蓋のしっかり閉まるタッパー
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タッパーもペットボトルのように振れますので、代用できます。
ポイントは蓋がきっちり閉まるものを使うことです。
そうしないと隅から卵白や生クリームが出てきてしまいます。
フォーク
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フォーク1本でメレンゲを泡立てます。
卵白を冷凍しておいた方が泡立ちやすいです。
生クリームでも少量なら上手くできます。
200mlくらいの量になると難しくなります。
メレンゲを上手に作るための豆知識
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メレンゲを短時間で作るにはコツがあります。
また気を付けていないと失敗してしまうことも。
そんなことにならないよう知っていると便利な豆知識です。
卵白は冷凍する
まず卵は卵黄と卵白を分けます。
そして卵白だけシャーベット状になるまで冷凍しておきます。
時間は30分から1時間くらい。
前日から冷凍庫に入れてカチカチに固めても大丈夫です。
解凍方法は次のいずれかです。
●レンジで少し温める
●少し湯煎にかける
●自然解凍する
いずれの場合もシャーベット状になるまで解凍します。
このひと手間で泡立つまでの時間短縮になります。
そんな時間はない!という時は、冷やしただけの卵白を使っても大丈夫です。
その場合はメレンゲになるまでの時間が少しかかります。
冷凍する時間がない時は?
卵は普通冷蔵庫に入っていると思います。
卵白は常温のほうがメレンゲにしたとき固まりやすくなります。
(生クリームは冷やしたほうが固まりやすいです。)
ですが常温の卵白でメレンゲを作ると、メレンゲが弱くなります。
ですのでお菓子のメレンゲであれば、冷やしたほうがいいのです。
卵がまだ常温、というときは氷水で湯煎のようなことをすればすぐに冷えますよ。
分量
力作業なので、一度にたくさんの量をメレンゲにはできません。
メレンゲなら卵2~3個分までが上限と考えましょう。
それ以上作りたいときは、同じ作業何度も繰り替えします。
全部一気にやってしまおうとするとやりにくくなります。
調理器具
ボウルはプラスチック製ではなく、ステンレス製の底が丸いタイプが泡立てやすくなります。
ボウルに油分や水分が付いていると泡立ちにくくなります。
ですので綺麗に洗い、水分はきちんと乾かしたりふき取りましょう。
ボウルで泡立てるとき
ボウルで泡立てるときは、ボウルを少し傾けます。
そしてボウルの底を泡だて器などで叩きつけるようにします。
力を入れるわけではないですよ。
泡の持ちを良くするには
メレンゲの泡の持ちを良くするには、泡立てる前に少し塩を入れます。
塩には凝固作用があるのでメレンゲの泡も出来やすくなります。
でもメレンゲの味が「塩味」になってしまいます。
塩が材料の一つであれば、少し入れるといいですね。
泡立つまでの時間は?
ボウルで泡立てるときは、泡立て器などの大きさ、卵白の分量、腕前などによっても違ってきます。
でもメレンゲが泡立つまでの目安は5分です。
ボウルにほんの少し油分や水分がついていても泡立ちません。
しっかり拭き取りましょう。
まとめ
泡だて器の代用になるものはありましたでしょうか?
泡立て器がなくてもちょっとしたもので代用できます。
メレンゲは油分と水分が大敵です。
あとはしっかり冷やすことが大切です。
上手にメレンゲを作って、美味しいお菓子ができるといいですね♪