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我が家の長男は大河ドラマ「西郷どん」は見ますが、歴史が時に好きというわけではありません。
今回読んだ絵本『絵で見る日本の歴史』も息子でなく私が選びました。
しかし読んでみると意外と面白いのです。
石器時代~現代までの人々の暮らしが描かれています。
気づくと現代の絵になっていて、「もう現代?!」という感覚が面白かったです。
息子もこの絵本を読み聞かせをすると思うことが多いらしく、いろいろお話してくれました。
とりとめのない内容だったのでお話の内容は良く覚えていませんが…。
対象年齢は小学校中級からとされていますが、絵が中心で内容も難しくないので、年長さんなら理解できます。
Contents
この絵本について
題名:絵で見る日本の歴史
絵・文:西村 繁男
ページ数:80ページ
出版社:福音館書店
発売年:1985年
1ページ当りの文字数は少ないのですが、80ページもあります。
なので読み聞かせの時間は多少かかります。
でも時代がどんどん移り変わっていき楽しく読めます。
内容の詳細
石器時代
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日本はまだアジア大陸に繋がっていた頃です。
今から10万年前の氷河時代の終わり頃になります。
まだ寒い時代です。
縄文時代(5000~4000年前)
温かい気候になり、海水が上昇しました。
日本は大陸から切り離されました。
人々の食べ物は魚や貝、木の実などでした。
弥生時代(2000年前~3世紀)
稲作りの技術が伝わりました。
村の主が現れ、村を収めました。
その村同士の戦いがあり、その結果大きな国ができていきました。
古墳時代(5世紀ごろ)
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天皇や大きな国の王の大きな墓が作られました。
そのために多くの農民などが働きました。
奈良時代(8世紀)
天皇の住む都が作られました。
そのために地方の農民も加わりました。
農民にとって税も大変でした。
平安時代(10~12世紀)
各地で豊かな貴族が現れました。
この貴族は天皇にかわって政治をするようになりました。
都も栄えました。
でも天災や疫病もあり大変でした。
地方では武士が力を付けていました。
その武士同士が戦い、勝ち残った者が幕府を開きました。
鎌倉時代(13世紀)
武士が政治を支配すると、人々の生活にも良い影響が出てきました。
いろいろな商品が流通するようになりました。
町もできました。
鎌倉時代~室町時代(14世紀)
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農業が発達しました。
村のことは村人が協力して行ったり決めたりしました。
●寄り合い
●用水
●田植えや稲刈り
●祭り
●村の掟
室町時代(15世紀)
農民は年貢に困ると土一揆を起こすようになりました。
そして幕府はだんだん力が弱まってきました。
戦国時代末(16世紀)
幕府の力が弱まると、力のある各地の大名同士が戦うようになりました。
そしてその大名は城下町を作り、そこに商人や職人が住みました。
安土桃山時代(16世紀)
南蛮船でスペイン人やポルトガル人来航してきました。
キリスト教の宣教師や鉄砲職人がいました。
それによりキリスト教や鉄砲が普及していきました。
江戸時代(17世紀~)
戦国時代は終わりました。
江戸に新しい幕府が作られました。
参勤交代や鎖国などがありました。
新田開発が進み、お米がより多く収穫できるようになりました。
さらに各地に特産物が生まれました。
農業だけでなく、鉱業、漁業、林業も発展しました。
街道ができ人や物の往来が活発になりました。
特に港がある大阪や江戸に物が集まりました。
だんだん幕府の力が弱まってくると、一揆が起こるようになりました。
黒船がやってきて、鎖国時代も終わりました。
倒幕運動の末、幕府は終わりました。
明治時代
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ヨーロッパの文明が日本に入ってきました。
●電信線
●陸蒸気
●洋服
●西洋館
そのうち戦争が始まりました。
日清、日露戦争です。
第一次大戦もありました。
でもラジオ放送、電車、バスなども走るようになり、明るい面もありました。
昭和時代
第二次世界大戦が始まりました。
日本はどんどん不利になり、アメリカの空襲や原爆などを受けました。
戦争は負けました。
その結果もう二度と戦争はしない憲法が作られました。
戦後20年後には電化製品が浸透し、新幹線や高速道路もできました。
生活の質は向上しましたが、公害問題が出てきました。
現代
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そして現代に至ります。
自分がとても大きな流れの中にいることが実感できます。
感想
時代の流れと農民などの生活感が伝わってくる絵本です。
息子も「あれっ?!もう現在?」とびっくりしていていました。
他の方の感想にもありますが、絵がとにかく絵巻のようで見ていて楽しいです。
細かい歴史のお話はありませんが、歴史の流れがとにかく興味深いです。
同時に読んでいたその他の息子のお気に入り絵本
ばけバケツ
おばけの絵本です。
真夜中の綺麗で不思議な世界を楽しめます。
おばけネタは息子の大好きネタです。
うちのウッチョパス
NHKでも放映されているので、食いつきがとてもいいです。
ウッチョパスとアンちゃんの言葉遣いが読んでいて楽しいです。
魔法の筆
中国の絵本です。
主人公が魔法の筆で絵を書くと本物になります。
でも金とかは書きません。
貧しい人たちのために必要なものだけを書きます。
そんなところが中国っぽいと思いました。
最後に
『絵で見る日本の歴史』が息子と私の会話が一番弾みました。
その他の絵本は息子はじーっと聴いていました。
会話が弾む絵本とじーっと聴くのがいい絵本があるようです。
読み聞かせを効果的にするためにも、会話の弾む絵本をもっと発見したいです。