2018年グランプリファイナルでは平梨花選手の優勝、男子は宇野昌磨選手が2位と奮闘しました。
そんな中ジュニアカテゴリーの選手の成長も著しく、島田高志郎選手が密かに注目を集めています。
ポスト羽生結弦とも言われる実力の持ち主との噂も。
今回はそんな島田高志郎選手について調べてみました♪
【島田高志郎】プロフィール
プロフィール
#島田高志郎 選手が銅メダル獲得! #ISUGPF 男子ジュニア pic.twitter.com/PqXD3njLzY
— チーム丸目 (@TeamMarume) 2018年12月8日
島田高志郎(しまだこうしろう)選手は2001年9月11日生まれの17歳です。(2018年12月現在)
出身は愛媛県松山市ですが、現在は岡山県岡山市に在住している現役高校生。
身長174㎝、スラっとしたスタイルで羽生結弦選手ばりのルックスで人気急上昇中です。
スケートは6歳の頃、地元の松山市にあるスケートリンクで始めました。
スケートの他にも水泳、体操、ダンス、テニスなど日替わりで練習に通うほどのスポーツ好き。
初めの頃は遊びの延長で練習に通っていたのが、小学校4年生になると本格的にスケートに向き合い本気モードに入りました。
そのためにわざわざ母親と共に岡山県に引っ越します。
その陰にはお父さんの尽力があったのですがそれは後ほどご説明しますね。
2018年4月に宮原知子選手と同じ木下グループに所属。
現在はスイスに拠点を置いて活動しています。
今までの成績について
次は島田高志郎選手のこれまでの成績についてご紹介します。
【2012年】
・「全日本ノービス選手権(ノービスB)」2位【2013年】
・国際大会「アジアフィギュア杯」のノービスクラスで優勝
・「全日本ノービス選手権(ノービスA)」優勝
・「全日本ジュニア選手権」17位→悔しい結果!【2014年】
・「全日本ジュニア選手権」16位
・「ガルデナスプリング杯(ノービス)」2位【2015年】
・JGP「J&Pバンカ」7位
・JGP「クロアチア杯」5位
・「西日本ジュニア選手権」5位
・「全日本ジュニア選手権」4位
・「全日本選手権」11位【2016年】
・「全日本中学校スケート大会」2位
・「ユース五輪」6位
・「アジアンオープントロフィー(Jr)」優勝
・JGP「サン・ジェルヴェ」3位
・JGP「タリン杯」4位
・「西日本ジュニア選手権」7位
・「全日本ジュニア選手権」2位
・「全日本選手権」7位【2017年】
・「世界ジュニアフィギュア選手権」14位
・「全国中学校スケート大会」3位
・「ジュニアグランプリ クロアチア杯」5位
・「ジュニアグランプリ バルチック杯」7位【2018年】
・JGP「オーストリア杯」2位
・JGP「リュブリャナ杯」3位
・「ジュニアグランプリファイナル」3位
となっています。
今シーズンは安定した成績を収めています。
この調子を維持していってほしいですね。
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母子家庭なの?
島田高志郎選手の家族は、お母さん、1人のお兄さんの3人家族です。
お父さんの島田雄二郎さんはご病気のため亡くなられています。(享年63歳)
しかし島田高志郎選手がここまでこれた礎を築いたのはお父さんの協力が大きかったのです。
生前は愛媛銀行で常務の職と株式会社損保ジャパン(当時)の取締役を務めていられました。
プロフィールでも書きましたが、後に島田高志郎選手はお母さんと岡山へ移住していますけどその理由がこうなんです。
スケートに集中する環境は松山市にはないと判断したお父さんが「24時間いつでも練習出来る環境を」という思いで探し出したのが、「岡山国際スケートリンク」でした。
非常に教育熱心な方でしたので、その情熱を「我が子の成功」のためにと思い決断されたのですね。
そんな経緯でお母さんと岡山へ移住しました。
まだ中学生にもなっていない息子と2人で知らない土地へ移り住むという勇気は凄いし、お母さんも大変な決断だったと思います。
またそれを見送ったお父さんも島田高志郎選手にとっては偉大な存在なはずです。
お母さんの情報は一般人ということで詳しくは公表されていませんでした。
お兄さんは雄太さんというお名前で、島田高志郎選手とかなり歳が離れていてスケートには関わっていないというところまでしか分かりませんでした。
後日判明した時には追記させて頂きますね。
現在の高校はスイス?
島田高志郎選手は岡山の就実中学校へ進学しています。
島田選手はみんなとおしゃべりするのが好きで、話す内容も好きな人の話から政治のことまで幅広かったとのこと。
そう言えば島田高志郎選手のインタビューなどでもコメントの一つ一つに頭の良さを感じさせる部分があります。
そして高校は中高一貫校でしたので就実高等学校へそのまま通うことになりました。
でも現在はスイスで練習しているので、学校は休学していてスイスで勉強していると思われます。
まだ学生なので勉強との両立が大変です。
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【島田高志郎】性格は真面目
島田高志郎選手の性格をたったひと言でいうと真面目です。
学校などでは面白い性格で人気者という話も聞きますが、基本的には真面目だと思います。
島田高志郎選手の真面目さがわかるエピソードがあるのでご紹介しますね。
そのシーズンの曲が決まると、映画や原作の本など様々な情報を収集しイメージを膨らませていきます。
かつてチャップリンのテーマ曲モダンタイムスを使用した際には映画を観て、人の心の奥底にある悲しみや辛さなどの感情を表現していたチャップリンの演技の本質に気づいたそうです。
その時島田高志郎選手はまだ13歳でした。
13歳でも感性は大人のようです。
毎日23時まで練習を行うことも有名ですが「やらないと不安になるし、やったからこその結果だと思うので、そこは最低限。」と言うほど。
やはり自分に厳しく物事を真面目に考えているから成果も出てくるのですね。
【島田高志郎】コーチと振付師について
https://t.co/WH32xl8F6r#島田高志郎 選手。演技後、「セーフ」!?。本当に楽しそうに滑るスケーターです。こちらも撮影していて楽しかったです。#フィギュアスケート #ジャパンオープン2019 #figureskate pic.twitter.com/GdDItcJu4R
— 遠藤啓生 Hiroki ENDO 📸🎥 (@asahi_endo) October 5, 2019
島田高志郎選手は今までに様々なコーチに師事しています。
以前は長沢琴絵さん、アンナ・ベルナウアーさんなどに練習を見てもらっていました。
2017年からは高橋大輔選手のライバルで、トリノ五輪銀メダリストのステファン・ランビエール氏に師事しています。
島田高志郎選手は2017年7月に左内転筋を断裂するという怪我に見舞われますが、この時就任したばかりのランビエールコーチの勧めでカナダのトロントで治療からリハビリを行ない、見事に復活しました。
ランビエールコーチの献身的なアドバイスのお陰で順調に回復し、2018年には前述した成績を残しています。
島田高志郎選手が現在スイスに拠点を置いているのも、ランビエールコーチの近くで指導を受けるためです。
島田高志郎選手の魅力を最大限に引き出すのが、演技の振付を担当する振付師。
過去には佐藤洸彬(ひろあき)選手の振付を担当していた佐藤操さん、元アイスダンスの選手として活躍していた宮本賢二さんが島田高志郎選手の振付を担当していました。
現在は現コーチのステファン・ランビエール氏が担当しています。
すべてステファン・ランビエール氏が指導してくれるなんて最高の環境ですね。
さいごに
いかがでしたか?
今回はポスト羽生結弦の筆頭とも言われ表現力では群を抜いている島田高志郎選手についてでした。
13歳でお父さんを亡くし、お母さんやお兄さんのサポートのお陰で今の地位まで登ってきた若くして苦労人の島田選手。
これからの活躍にますます期待しています。