手作りマスクと言えばガーゼが王道ですね!
でもさらしのマスクも意外と便利なのです。
でもさらしのどこが、ガーゼに比べて優れているのでしょうか?
そこで今回は、さらしの特徴やさらしマスクの作り方についてご紹介していきます♪
Contents
さらしとガーゼの違いは?マスクに適してるの?
ガーゼマスクは、肌触りと通気性の良さから長年親しまれています。
一方で、さらしといえば腕の骨が折れたときに腕を吊るすものとして使ったり、和服用の下着としても使われたりする素材です。
見た目ではガーゼもさらしもあまり変わらないように見えますが、さらしは吸水性の良さと乾きやすさが特徴で、生地が固くしっかりしています。
ガーゼはさらしよりも少し目が粗いので、生地も柔らかく優しい肌触りが特徴です。
そして、さらしの良い所といえば何といっても丈夫なところ。
洗って繰り返し使ってもくたびれにくく、乾きやすい生地なのでマスクの材料としても最適です(^^)
《さらしの良い点まとめ》
・さらしはガーゼに比べて目が詰まっているのでマスクに適している
・ガーゼよりも縫いやすい
・生地が柔らかく、肌にも優しい

さらしはどこに売っているの?
さらしは古くから下着や腹巻、または台所で使う布巾などで使われてきました。
でもさらしの価格や売り場など、分からないことも多いですよね?
さらしの売り場は、次のとおりです。
《さらしの売り場》
・手芸店
・マタニティショップ
・呉服店など
もちろんネットで購入することもできます。
ドラックストアで売られているさらしは、手当て用で長いものはないので注意が必要です。
ただし、さらしといっても調理に使うためのもの、着用するものとして使うものといったように目的に合わせた種類があるので注意しましょう。
分からないときは店員さんに聞いたり、ネットで購入するときにはレビューを見ながら選ぶようにするといいですね。
値段もそれぞれですが、1000円~2000円程で充分な大きさのものも買うことができます(^^)
さらしを使ったマスクの作り方のご紹介!
次に、さらしを使ったマスク作りをご紹介します。
手作りマスクに初めて挑戦する方でも分かりやすいように動画も交えていますので、ぜひ参考にしてみてください!
さらしを使う前のひと手間とは?
さらしを使う時は、まず生地を切るときに横糸を引き抜くということです。
糸を抜かずに生地を切ってしまうと、布目が揃わず使用しているうちに形が歪になっていきます。
また、和服の下着にさらしを使う場合には水通しといって、さらしを使う前にまず水に浸けておくといった工程があります。
でも、マスクなどの小物作りにさらしを使う場合には、水通しせずそのまま使用しても問題ありません!
しかしさらしの生地は多少縮むので、、心配であれば型取りの段階で5mm程大きく生地を使ったり、洗った時には一度生地を伸ばしてから干すといった一手間で縮みの心配は解決しますよ。
さらしの立体マスク
材料です。
・さらし(裏地に使用)
・ブロード生地(表地に使用)
・ウーリースピンテープもしくは丸ゴム(マスクのゴムに使用)
・型紙→ダウンロードはこちらからもできます!
《さらしの立体マスクの作り方》
① さらしを2枚に重ねて型紙を書き写し、2枚重ね2セットを切っていく。
同じ型紙でブロード生地も2枚重ね1セット用意する。(さらし4枚、ブロード生地2枚になります)
② ブロード生地を中表に重ね、さらしは2枚ずつを中表にして重ねて赤線部分を縫っていく。
縫い代がある面を内側に開き、表裏とをアイロンで整える。
③ ブロード生地とさらしを、表同士を合わせて重ねて赤線部分を縫う。
④ 縫い終わったら生地を表に返し、さらに赤線の部分を縫っていく。
⑤ ゴムを通すために両サイドを三つ折りにしてクリップもしくは待ち針で留め、内側を縫う。
ゴムを通し、丁度いい長さでゴムを切れば出来上がりです!
でもあとは縫うだけなので、初心者向けになります。
さらしのプリーツマスク
材料です。
それでは作り方です。
《さらしのプリーツマスクの作り方》
① さらしを約幅33cm×長さ20cmでカット。
カットは、長さ20センチの所にはさみで1cmほど切り込みを入れて、横糸を一本引っ張れるところまで出す。
さらに、反対側も同じように1cmほど切り込みを入れて横糸を引き抜く。
すると線が付くので、その線に沿って生地を切る。
② 2つに折って、上下を1cmのところで縫う。
全体にアイロンをかける。
さらに先ほど縫った部分を折り、折り目をつけるようにアイロンする。
袋状になっている側から生地を表に返して、再度アイロンをかける。
③ 袋状になっている側を上にして右から5.2cm、4cm、4cmのところで待ち針をうつ(反対側も同様に)。
待ち針の位置で折り、アイロンをかける。
④ 待ち針の位置の折り目から1cm左側に折り返し、待ち針で固定しアイロンをかける(マスクの縦の長さは18cmから10cmになる)。
折り返しした所のみ、端から5mm以内のところで縫う。
⑤ ここで新たに1枚布を用意する(大きさは約幅33cm×12cm。切り方は先ほどと同じ)。
2つ折りにして耳側を2cmのところで切り取る。
残りの布は、5cmの返し口を残し、1cmの縫い代で縫う。
アイロンをかけて返し口から表に返し、再度アイロンをかけてから降り口を細かく縫う。
⑥ 先ほど切っておいた2cmの生地を、マスクの表から5mm被せて待ち針でとめ、裏側から針を入れて星止めで縫い留めていく。
⑦ マスクを付ける人にあったサイズのゴムを、マスクに縫い付けていく。
ゴムがついたら3つ折りにし、くけ縫いする。
反対側も同様に縫ったら出来上がり!
さいごに
以上、さらしの特徴やさらしマスクの作り方についてでした。
さらしには実は良い所もたくさんあって、昔から使われている理由も改めて感じることができますよね。
さらしをもっと気軽に使っていきましょう(^_-)-☆