トッケビに登場する赤いスーツを着た女性、産神は何もかも知っている重要人物です。
自分が授けた子供達を優しく見守る母のような面と、全てを知っているがゆえの厳しい面もあります。
今回はそんな産神とは何か、トッケビでの産神のシーンを振り返ってみたいと思います♪
【トッケビ】産神とは?
死神さんだけ記憶が残っていた
『最後の最後まで角部屋さんの味方です』
神ははワンヨに情をかけてしまった。産神は1つの世界が閉ざされシンとウンタクが可哀想だからヨだけでも二人のことを記憶に残しておくべきだと、神は開く扉を閉め忘れたかな?(契約書を消すこと)と意味深に笑う#トッケビ pic.twitter.com/hS8cL3zKT0
— yuka*🐝🐑X’back (@tytylzy7) October 18, 2018
産神はサムシンハメル(三神のおばあさん)とも言われています。
トッケビでは三神、鬼、死神、神といろいろな神様が出てきましたが、当然鬼や死神よりも神や三神のほうが位が高くなります。
サムシンハメルは妊娠や出産、その後の成長までも見守る母のような神です。
赤ちゃんが生まれるとこの「三神床」というお供えを、赤ちゃんの枕元に置き誕生を祝うという風習もまだ残っているとのこと。
その他にも韓国では家(建物)や家庭の神様、台所の神様、トイレの神様などもいるとされています。
そういえば私の実家でも亡き祖母が毎朝お仏壇だけでなく、台所やトイレにもお線香を上げていました。
今はもうそのようなことはやっていませんが、日本にもそんな風習はあったのですね。
「神と産神は位が高いらしいね」
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【トッケビ】産神の名シーンご紹介!
#トッケビ
蕎麦畑を白い蝶が飛び突き刺さっている剣に止まる。産神が女性にトッケビを語り女性が箱の中の指輪を手に取りトッケビの花嫁は私って言うんでしょと笑い立ち去る時に産神が一生懸命命乞いをしろと言う情け深い神に届くかもしれないと。この伏線、物語の展開、キムウンスク作家の天才性。 pic.twitter.com/e36voArlgM— 💎Spence🍁 (@DrSpencerReidB) April 6, 2019
産神はトッケビに頻繁には登場しませんが、重要な意味が込められています。
ドラマではおばあさんの姿と、赤いスーツをビシッと着こなす若い女性の二つの姿を持っていました。
自分が生を与えた子供たちのことをとても心配しているのが伝わってきます!
1話
ウンタクのお母さんに、
「もし、生死をさまよう瞬間が来たら一心に祈りなさい。
どこかの情け深い神に届くかもしれない」
と伝えます。
これは産神が、これから生を与えようとしている子供を思って言っているのですね。
こんなふうに産神のおばあさんがアドバイスしてくれることって、結構心に染み入ります。
この産神のおばあさんがはいい人だし、ドラマのキーパーソンです。
そして、9歳になったウンタクや900年前のワンヨ王にも出会っています。
3話
アクセサリーを売る露天の若い女性に、サニーが声をかけられます。
サニーはふと一つの指輪を手に取ろうとすると、別の男性も同じ指輪を取ろうとします。
この時鏡に映っている若い女性が、おばあさんの姿になっています。
そしてこう言います。
「どっちでもいいさ。どうせ二人とも高い対価を払うことになるのだから」
この二人に将来よくないことが起こると想像され、何だか怖いシーンです。
そしてやはりこの二人には悲しい出来事が起こりました。
7話
第7話では、死神にこうつぶやいています。
「実に悲痛な愛の始まりだった。悲しいものじゃないか、運命というものは。
愛は罪ではないのだから、彼らは罪を犯したわけではないのかも知れない」
これは前世で王と王妃だった二人が、現世では死神と人間の女性サニーとして出会ったことに対して言っています。
人間同士として出会えなかったことは確かに悲しいことですね(;。;)
8話
第8話では、トッケビが命を自ら命を絶とうとしている男性を引き留めます。
そこへその男性のまだ幼い娘が、タクシーから降りて駆け寄ってきます。
そのタクシーを運転していたのが産神でした。
人助けをする良いシーンですね!
第8話では、産神はキムシンに胸の剣をウンタクに抜いて貰うように言います。
「あの子に生きて欲しいと願っているだろう? お前が無に帰らなければ、ウンタクが死ぬ」
キムシンの命が終わらないと、ウンタクの命が終わってしまうのだと。
剣を抜かなければ、ウンタクは危険な目に会い続けるのだと。
産神は、自分が授けた命のキムシンもウンタクも大切なのです。
そして運命のままに生きていくことを勧めます。
運命とはウンタクに胸の剣を取って貰い、キムシンの命を終わらせることです。
そのためウンタクもキムシンも相手のために相手のの命を救おうとします。
自分の事より相手のことを想う切ないシーンです(;。;)

11話
高校の卒業式に、産神はウンタクのところにやってきます。
そしてこんな言葉をかけます。
「頑張ったね。きっとママがとっても誇りに思ってるわよ」
なぜ私を抱きしめてくれるのかと質問するウンタクに、
「可愛いから」と言います。
このシーンも良いシーンです。
産神の親心が伝わってきますね!
さらに、
「お前を生み出す時、すごく幸せだったんだ」
と言いました。
これを聞いてウンタクは9歳のとき母が亡くなって、その時のおばあさんに言われたことだと気づきます。
以前トイレでほうれん草をくれたおばあさんだと。
いつでも見守っていくれている産神の優しさが切ないです。
「産神が担任に言った卒業式での言葉に、ロケ地などのスケールのデカさもさることながら、トッケビの世界観のデカさに涙しました😢語彙力の無さ…伝われ~😭 」
ツイッター</a
12話
実は神であったドクファと産神が話し合うシーンです。
「キム・シンは900年も罰を受けてるのよ。まだ足りないの?」
「人一人の命の重さとはそういうものだよ」
神らしいやり取りが続きます。
産神は自分の子供達のことを慈悲深く接しているのですが、神ドクファはなんだか冷たい態度です。
神はそんなに冷たいものなのかー!と神が嫌いになってしまいそうなシーンですね。
第1話でも産神とドクファがすれ違うシーンがありました。
ここで神同士の交流がされていたのだと、この第13話でやっと知ることができました。
ドラマの作りがとても手が込んでいて素晴らしいです!
その後、神ではないときのドクファと産神が橋の上で出会います。
その時産神は「言ったのね?」とドクファに言います。
でも神ではないドクファは、何のことを言われているのかさっぱりわかりません。
これがドクファが神である理由なのでした。
全部が善良な人であること。
善と悪を持ち合わせているのが神、そんな気がしました。
13話
900年にさかのぼり、産神がおばあさんとして出てきます。
ワンヨ王が自分を騙したパク・チュンホンから、悪いものを飲まされ続け朦朧としてきます。
そんな中、亡きソン王妃の指輪と着物を持って町へと出掛けます。
そこであるおばあさんに話しかけられます。
「私にその美しい玉の指輪をください。いつか使い道があるだろうから」
このおばあさんは産神です。
この指輪も産神も900年の時を経て現代にいるという時の流れがすごいです。
そのいつかとは、900年も後のなんてとても長すぎます(^^)
14話
産神とドクファが何やら神の域の話し合いを、またしもてしています。
トッケビがこの世で一人生きていくことを選んだのに、神ドクファは記憶を残してあげたのです。
神にも優しい所があるとわかるシーンです。
最終話
産神は登場しません。
でもキムシンの忠臣キム・ウシクの娘が登場します。
髪には、キム・ウシクが以前産神から買った髪飾りを付けています。
これは産神は昔から、そしてこれからもずっと子供達の成長を見守り続けるということです。
永遠に使命を全うしなければならない神様って大変だ~、とつくづく思いました。
【トッケビ】産神へのみんなの声は?
#トッケビ、終了
期待以上の作品でした!ラブストーリーでこんなに泣いたの久しぶり…沢山言いたい事はありますが皆さんと一緒だと思うので割愛
産神が担任に言った卒業式での言葉に、ロケ地などのスケールのデカさもさることながら、トッケビの世界観のデカさに涙しました😢語彙力の無さ…伝われ~😭 pic.twitter.com/RC08uoctp9— ㅁiㅋi(韓ドラ垢) (@got0921yugymmm) April 14, 2018
産神は、母親が早くに亡くなってしまったウンタクのまるで母親のような存在です。
いつもウンタクを見守ってくれていて、視聴者からしたらとても頼もしいですね!
みんなの声も、そのようなものが多くありました。
「卒業式の教室のシーン好きだ。産神のが来てくれるとこも、担任の先生が泣き出すとこも。」
「ウンタクが産神から、もらった花束は、綿花。
花言葉は、「母の愛」」「産神が担任に言った卒業式での言葉に、ロケ地などのスケールのデカさもさることながら、トッケビの世界観のデカさに涙しました泣き顔語彙力の無さ…伝われ~号泣」
「韓国の神話に出てくる数少ない女神。
子を授け、母と新生児を守護する産神。子宝の神。
よく知らない、分からないまま視聴してました口を開けて冷や汗をかいた」
(引用:ツイッター)
さいごに
産神の登場シーンは、やはりキーポイントとなるものでしたね。
本当にみんなを見守る母のような存在で、切なく悲しいストーリーの中で温かさを与えてくれる人物。
そしていつも見守ってくれる人って大事なんだなぁとつくづく思いました(*^_^*)
以上、産神についてとトッケビでの産神のシーンになります。
最後までお読みくださりありがとうございました。
