日本のお正月といえば「おせち」。
年末が近づいてくるとスーパーマーケットや通販番組でもおせちを見かけるようになり、おせち料理の販売予約も始まりますね。
おせちは新年最初の行事ですが、近年は時代の変化や流行の変化などから「おせち」の印象も変わってきているようです。
おせちを食べる人も減っていると感じます。
ということで、
また、
おせちを食べる割合は現在どのくらいか?
近年では家族構成の変化や、飲食店・スーパーなどの営業時間拡大といったことからおせちを食べる文化も変わっています。
ですがまだおせちを食べる派が多いのですよ!
2018年に実施されたお正月全国調査のひとつでは、調査した人数の約75%の人が「お正月におせちを食べる」と答えていました。
《おせちを食べる人の割合》
●約75%(手作り派と購入派の合計)
個人的にですが、おせちを食べる人の割合はもう少し高いと思っていました…。
おせちを食べる人の割合は、地域によってや年代によっても違いがあります。
結婚したことから伝統を受け継いだり、年を重ねることで改めて日本の文化を感じたいといった人も多いようです。
世間の声を調べてみるとおせちを食べる派はおせちの特別感がいい
「おせち好きなんだよね、、
1年に1回しか食べれないから特別感あるし 何を食べるか?とかおいしいかどうか?ってことより重箱に入ってるちょっといい食べ物だからわくわくする、、🤤」「買ったおせち・・・でーじ美味しそう・・・・
見てるだけで幸せ・・・・・・・
うい、こんなおせち食べたことないさあああああああ!!!!!!沖縄だと、重箱食べるよ!!!」
(引用:ツイッター)

おせちの手作り派と購入派はどちらが多いのか?予算も!
おせちを食べる人の割合が分かったところで、次におせちの手作り派と購入派についてみていきましょう。
近頃ではスーパーなどでおせちを予約購入できたり、日本料理の名店などが監修する豪華なおせちを取り寄せることもできるようになりました。
そんなこともあり、とある調査では「おせちを全て完全に手作りする」手作り派の割合は約15%。
約80%が「おせちを一部だけ手作りする」と「購入のみ」を合わせた購入派の割合が圧倒的に高いという結果が出ています。
《おせちの手作り割合と購入割合》
●おせちを全部手作りしている割合:約15%
●一部手作り&全部購入している割合:約85%
ということはほとんどの人がおせちを購入している、ということですね。
おせちといっても多くの品数をそろえようと思うとなかなかの手間がかかります。
毎年、自分で用意するもの以外は手軽にすませたいと思う人も多いようです。
またお取り寄せでは普段食べない豪華な食材が味わえたり、色々な地域の味を楽しめたりのバリエーションも増えてきています。
そして年末まで仕事で忙しい家庭では購入できるおせちはありがたいもの。
魅力的なポイントが多くあるのも購入派が増える理由になっています。
ちなみに予算について、購入派は1万円~2万円という割合が一番多い結果でした。
あまり多くのお金はかけたくないけれどお正月だから少しでも豪華なおせちを味わいたいと思う人が多いんですね。
おせち購入派の声は手軽に食べられるのがいい!というものでした。
「今年のおせちは高島屋で購入なう
家に届くから楽でいい。」「お母さんに少しでも楽をしてもらうためにおせち購入!
わたしのおごりじゃぁ〜!✨」「元旦、実家に帰りましたが両親も高齢だし準備も大変なので親戚の集まりもナシ、おせちも購入したもので済ませて準備もナシ。これはこれで質素ながら楽でよい正月🎍」
(引用:ツイッター)
また手作り派の予算は5千円未満と1万円未満の割合が多く、これはおせちがお金よりも時間と手間が重要だということがわかる結果でした。
おせち手作り派の声は、引き継がれていくものを大切にしたいから手作りおせちもいい!というものでした。
「おせち料理。夜通しで、全て毎回手作りしてた母は凄い。
なので、毎年やはりおせち料理は食べる。」「手作りのおせち憧れる❤️」
「我が家は毎年一緒ですが全て手作りです😃家庭の事情もあるでしょうが一品でも手作りあったらと思います!でもおせちは、手作りと思います!代々の味があります!受け継ぐ子供もいます!見てますよ!宅配に頼らないで頂きたいと思いますね!😉」
「おせち苦手な人結構いると思うよー🙄うちは玉子焼きや黒豆の市販の味が甘すぎて嫌みたい。
お母様も作られるのね✨元旦から萎えるもの食べるのよくないかなーってのと、子どもたちに教えるためにも作ってる😅」
(引用:ツイッター)
お正月におせちを食べない人は何を食べているのか?
ここまでおせちを食べる人についてみてきました。
しかし、おせちを食べない人の割合が全体の約15%となっていて、お正月におせちを食べない派もいました。
お正月におせちを食べない人の理由はどんなものがあるのでしょうか?
近年ではコンビニエンスストアが年末年始関係なく24時間営業していたり、スーパーも三が日を待たずに営業していることも大きい理由になっていると思わます。
また、お正月も仕事だったり、ひとりで過ごす人、さらには年末年始にかけて国内・海外への旅行をする人も昔に比べて多くなっています。
1人で過ごさないにしても、いつでも好きなものを買って食べられる時代。
黒豆や田作りといったおせちの料理が苦手な人もいるのは確かです。
《おせちを食べない人の理由》
●お正月でもスーパーやコンビニで食べ物が手に入るから
●旅行のため家にいないから
●おせちが苦手だから
ということで次に、おせちを食べない人はお正月に何を食べているのかまとめてみました。
おせちを食べない人は基本的に普段と変わらない食事をしているようで、朝はパンを食べたり昼はラーメンだったりといった感じです。
ただ、お正月ということでお寿司や刺身、オードブルを食べるといった家庭も多くみられます。
また、家族が揃うので鍋にしたりする人も。
鍋の具材は色々選べるので、カニを入れたりと普段より豪華にもできますよね。
おせちを食べない人の声は、おせちは食べてくれないから食べたいものを食べるというものでした。
でもおせちの気分だけでも味わいたい、との声もありましたよ!
「うちはおせちはたべないけど、今日はカレーがたべたくて。
2019年 初夢 #カレー 🤗❤️」「来年の正月はなに作ろうかな…。うちはおせち作っても食べてくれないから好きなものを買ったり作ったりしてテキト~にするスタイル」
「あけましておめでとうございます(*´`)
おせちもお餅も苦手な2人なので、全然元旦らしくないご飯😅」
(引用:ツイッター)」
さらにおせちは食べないけれど、お雑煮は食べるなどといった人も多いようです。
食事も人それぞれ、初詣や年賀状といった他のお正月行事も皆がしているものではなくなりました。
でも受け継がれている日本文化もあるのです。
次のおせちは洋風おせちになります。
お重に入っていると気分も盛り上がっていいですね!
かつて、多くの家庭では年末になると年賀状を書き、餅つきをし、大掃除をし、おせち料理を作り新たな年を迎える準備を始めました。
そしてお正月の食卓には、定番のおせちの重箱が登場します。
かつてお正月は開いているお店なども少なく、またお正月は神様を迎え入れた後の台所で炊事をしたり騒いだりしてはいけないという風習がありました。
また女性が正月三が日に休めるように、との意味もあります。
そのために日持ちがするおせちを用意し、ゆっくりと三が日を過ごしていたのです。
また新たな1年を迎えるために、おせちには縁起物の品も多く詰められます。
お正月にはゆっくりと縁起の良いものを食べて、家族みんなで良い年を迎えられるようにする、という意味が込められいるのです。

さいごに
日本の文化のひとつでもある「おせち」について調べてみましたが、いかがでしたでしょうか?
毎年手作りしている人も購入している人も食べない人も、それぞれの人の「おせち」についての現状がわかりました!
日本人ですのでお正月に食べるおせちの意味を詳しく知ることは素晴らしいことです。
だからと言っておせちを必ず食べる必要はありません。
しかし1年に1回ある新年の日本文化にふれるきっかけになればいいですね(^^)
おせちにある縁起や成り立ちはとっても深いもの。
お正月には是非楽しんでみてはいかがでしょうか(^_-)-☆
