韓国ドラマ「トッケビ」では、馬の血をおそれるキムシンの姿が印象的でした。
キムシンはなぜ馬の血を怖がるのでしょうか?
それはトッケビの性質を知ると理解できます。
今回は韓国でのトッケビの性質、キムシンはなぜトッケビになってしまったのかなどについて調べてみました♪
【トッケビ】韓国のトッケビは怖い鬼?
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「太陽の末裔」監督&脚本家×カリスマ俳優 #コン・ユ✨
空前のブームを呼んだラブロマンス♥『#トッケビ ~君がくれた愛しい日々~』
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トッケビは朝鮮の昔話によく登場する妖怪です。
他にもオバケや妖精、鬼などとも訳されます。
トッケビの姿はほとんど人間に近いと言われています。
人に悪さをするのではなくむしろ人が好きで、人との親しいやり取りを好むとのこと。
人をからかうことやシルム(日本の相撲)が好きです。
ですので、トッケビは子供みたいに無邪気で可愛らしいイメージですね!
その他に「トッケビ棒」という棒を持っているそうです。
この棒は誰かの物を黙って持ってこれる力があります。
さらに赤いものが苦手です。
ですので血液や小豆などの赤い物はトッケビの魔除けとされています。
「トッケビ」第3話でも死神を家から追い出したキムシンが、馬の血で死神から仕返しされる可愛らしいシーンがあります。
人が好きで人とのやり取りをしたいのに、鬼だから人に疎まれるトッケビ…。
そんなトッケビは可愛くて、でも可哀想な存在なのですね(^^)
トッケビには帽子を被ると姿を消せるようです。
でも「トッケビ」ではキムシンではなく、死神が帽子を被ると姿を消せるという設定でした。
死神の恋人役サニーが桃の枝を振ると、死神の帽子が取れて姿が見えてしまうというシーンがありました。
そんな魔法使いのようなシーンもファンタジックで楽しめます!
ということで、帽子についてはトッケビではなく死神のものとして描かれていました。
「何度も何度も裏切られる。そのたびに血を流して傷つく。
大切なものを幾つも失って後悔でどうにかなりそうになる。
それでも。
それでも、立ち止まらずに歩み続けるキム・シン。
彼がたったひとつ望んだのはウンタクの笑顔で。」
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「トッケビ」ではトッケビの可愛らしい存在だけではなく、神のような力を持った存在としても描かれていますね。
第一話で一緒に旅に出た少年を海に突き落とされ、怒ったキムシンが海賊の船を沈めるシーンがあります。
その時のキムシンは神のような存在に見えます。
でも最大の問題は永遠の命であることです。
昔話のトッケビも、オバケや妖精として描かれているので永遠の命を持った存在だと思います。
「トッケビ」では永遠の命を持ったが故の辛い運命を背負って生きていかなければなりません!
それがトッケビとしての運命でした。
キムシンのそんな運命にもとても共感させられるのですね(^^)
【トッケビ】なぜキムシンはトッケビになったのか?
アジョッシィーー!!
そこ、歩いて帰るのぉぉーー?! #トッケビ #コン・ユ#そこはすぐ消えて #あえて見送らせるパターン #引きの姿の破壊力 pic.twitter.com/eRcMhMN2yB— KIWI (@ayakonyoo) May 17, 2020
なぜキムシンはトッケビに、死神は死神として生きているのでしょうか?
キムシンは高麗時代の将軍です。
しかもかなり優れた武将でした。
そのためキムシンに命を奪われた人も数多くいます。
そんな部分があるため、キムシンは永遠の命という悲しい運命を生きなければならないのだと思います。
大切な人がいなくなるのに、自分だけは生き続けなければいけないという苦しさ。
切ないですね(;。;)
一方、死神は高麗時代にキムシンが使えていた若き王ワンヨです。
ワンヨは騙されてたとはいえ、キムシンの家族や家臣の命を次々と次々と奪った悪い王様です。
その報いとして死神として生まれ変わったのだと思います。
しかも前世の記憶が全くない状態で。
「「トッケビ」完走‼︎やっと見れた😭それぞれの運命だったり愛だったり考えさせられることが多い作品でした。やっぱり泣かずにはいられなかったけど素敵な内容でした✨」
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前世の記憶はないほうが幸せかもしれません!
でも人はやはり知りたい生き物です。
記憶も人にとって生きていくために大切なものなのですね。

【トッケビ】ドラマのテーマは?
私の高校生の間の目標
「ウンタクみたいな可愛くて明るい高校生になる」
なんだけど、1歩たりとも近づいてない🥺笑
もうちょっとでウンタクと同じ高3になっちゃうんだけど?!!!#トッケビ #キムゴウン pic.twitter.com/FLyeYWhhnY— ぴっぴ (@__pippi_0) January 12, 2022
「トッケビ」のテーマでもあるのが「千年続く悲しみ」「千年続く愛」です。
ドラマでは人は4回生まれるとされています。
・タネを撒く人生
・撒いた種に水をやる人生
・水を与えたタネを収穫する人生
・収穫したものを味わう人生
そしてウンタクの人生は1回目です。
第16話の最終話ではウンタクは2度目の生まれ変わりを果たし、無事キムシンと再び出会うことができました。
でもウンタクはあと2回しか生まれ変わることができないのです!
キムシンはウンタクが4度目の人生を終えたら、一人ぼっちで永遠に生きなければなりません。
そう思うと悲しいお話にしか思えないですね…。
キムシンは、トッケビの花嫁の手によって天国へと旅だったほうが、苦しい人生にはならなかったのです。
でもキムシンはその人生を選びませんでした。
やはり愛する人との時間も尊いものなのですね!
「号泣ですよ、、😭
ウンタクが
次々と消えていくトッケビとの思い出。ウンタクは急いでノートにペンを走らせる、、記憶が消える前に。」
ツイッター

さいごに
永遠の命と永遠の若さは、昔から人々の憧れでした。
でもそんな考えを覆すのが「トッケビ」です。
韓国の昔話のトッケビとキムシン演じるトッケビは似ている部分もあります。
しかし神がかっているような所もあり、ドラマ独自の視点から描かれている部分もありました。
でもそんなところがこのドラマの面白さであり、切なさであり、素敵なストーリーになっています。
だからこんなに視聴者を引きつける人気のドラマなのですね♪