2022年には『冬季オリンピック・北京大会』が開催されます。
「浅田真央」さんが引退し「本田真凛」さんが注目されましたが、やはり大衆の目は「羽生結弦」さんや「宇野昌磨」さんに向いてしまいがちですよね。
ちょっと寂しくなった女子フィギュアスケート界に新星が現れました。
16歳になり、今シーズンからシニア大会への出場権利を得た「紀平梨花」さんです。
今後日本のフィギュアスケート界をけん引していく逸材として注目されている、紀平梨花さんとは一体どんなアスリートなのか、今回は少し深掘りしてみたいと思います♪
【紀平梨花】プロフィールについて
プロフィール
今朝スロバキアから帰ってきました✨
今シーズンの良いスタートを切ることができとても嬉しいです!
次の西日本に向けて練習頑張ります❗️💪#近畿ブロックは記者会見の為お休みです💦#ondrejnepelatrophy #slovakia #rikakihira #紀平梨花 pic.twitter.com/4RE4UanjSr— Rika Kihira 紀平梨花 (@rika_kihira) 2018年9月24日
紀平梨花(きひらりか)さんは、2002年7月21日生まれで兵庫県西宮市出身の16歳(2018年9月現在)のフィギュアスケート選手です。
スケートとの出会いは3歳の時にお母さんとお姉さんの3人でアイスリンクに行き、スケートにはまったそう。
3歳で自分の好きなことが決まる何でさすがです!
その後5歳の時にスケート教室に入りましたが、実はスケート以外にも習い事をしていました。
クラシックバレエ、体操、ピアノそしてスケート、こんなにたくさん習い事していたら月謝が凄いんじゃないでしょうか、と一般庶民の私は心配になってきますが…(笑)
憧れの選手は宮原知子さんと答え、日々練習を続けています。
ジャンプの中で最も難易度が高いとされるアクセルを含めた、6種類の3回転ジャンプを跳べ、3回転アクセルから3回転トゥループのコンビネーションを女子選手として世界で初めて公式戦で成功させました。
現在は濱田美栄コーチに師事していますが、濱田コーチ曰く
「どんなタイプでも平均点、ちょっと気が弱いからあとは度胸が必要。」
とコメントしていますが、同じく本人も「カメラのシャッター音が気になる」と悩んだ時期もありましたが、その発言から一転落ち着きを持ち精神的にも絶賛成長中です。
経歴について
紀平梨花選手の経歴と実績はまるでかつての浅田真央さんを見ているように、メキメキとステップアップしているのが肌で感じ取れます。
まず、2015-16シーズンでは「全日本ノービス選手権・Aクラス」で優勝し、全日本ジュニア選手権では初出場し11位の成績を収めました。
次シーズンでは連盟の強化選手に選ばれ、初のジュニアグランプリシリーズに参戦し、初戦で2位、次戦の「JGPリュブリャナ杯」では女子史上7人目の3回転アクセルに成功し、同時に女子史上初の6種類8個の3回転ジャンプを成功させて優勝。
しかしこの年は怪我の影響で思い通りの演技が出来ず、最終的には総合4位となりました。
2017-18年シーズンはジュニア2年目を迎え、世界からも「紀平包囲網」を敷かれ出します。
ジュニアグランプリシリーズでは2位、「JGPエーニャ・ノイマルクト」で3位、ロシア勢に押されたものの2年連続ファイナルへ進出しました。
などなど細かい所までご紹介していくと切りがないので、ここからは経歴の中で成功した演技についてです。
●女子シングル史上初のフリースケーティング8トリプルジャンプ成功
●女子シングル史上初の1プログラム全6種類トリプルジャンプ成功
●女子シングル史上最年少3回転アクセル成功
●女子シングル史上初の3回転アクセル~3回転トゥループ成功
前段のご紹介とダブったものもありますが、「史上初」をご紹介してみました。
Dreams on Ice2018終了しました❗️
沢山のスケーターの方々と滑り、とても勉強になり、楽しかったです✨
たくさんのお手紙、プレゼントありがとうございました☺️✨#DreamsonIce2018 #DOI2018 pic.twitter.com/0nupKly06k— Rika Kihira 紀平梨花 (@rika_kihira) 2018年7月8日
更に、2017年12月20日から開催された「第86回全日本フィギュアスケート選手権」で新人賞を受賞しています。
そして極めつけは2018年9月19日に開催された「ISUチャレンジャーシリーズ オンドレイネベラトロフィー」大会ではショートプログラムで70.79、フリースタイルでは147.37、トータル218.16で総合1位となり、見事優勝を手にしました。
ここで特筆すべきはフリースタイルで、2010年バンクーバーオリンピックで浅田真央さんが成功させて以来、トリプルアクセルを2回跳び2回とも成功させる快挙をなしとげていること。
152㎝と小さな身体で表現する豊かな演技、スピード感溢れるトリプルアクセルには早くも「ポスト浅田真央」と世界から注目され始めています。
【紀平梨花】父母姉について
そんな運動神経の塊のような紀平梨花選手の家族構成はどうでしょう。
ご両親とお姉さんが1人の4人家族のようです。
庶民的な話になりますが、「フィギュアスケート=お金がかかる」という印象があります。
移動費から滞在費、コーチへのギャラ、リンクの使用料等々。
これらを負担したり、幼い頃からクラブへ通っていたら送迎も大変、絶対家族みんなのサポートが必要となるはず。
そこで、紀平家についてもう少し詳しく調べてみました。
まずお父さん、「紀平勝巳」さんは1967年6月7日生まれの51歳。(2018年9月現在)
職業は一般企業のサラリーマンのようです。
そしてお母さん、「紀平実香」さんは1971年7月31日生まれの47歳。(2018年9月現在)
お母さんも正社員のサラリーマンだったそうですが、紀平梨花選手の身辺サポートをするために自由の効く職業に転職したそうです。
ご両親が共働きというところから推察するにそこそこの家庭だと思われます。
また紀平梨花選手のためにマイホームを手放し、リンクに通いやすい所へ引っ越ししたそうです。
あとお姉さんの「紀平萌絵」さんは大学に通いながら、「エイベックス・アーティストアカデミー」でダンスの活動をしています。
紀平梨花選手がまだ小さい頃はお姉さんも送り迎えの手伝いをしていたとのこと。
家族全員が紀平梨花選手の応援団であったのですね(^^)
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【紀平梨花】幼稚園から高校はどこ?
次は紀平梨花選手の学歴についてです。
幼稚園は「広田幼稚園」という所に通園していましたが、ここが一風変わった教育方針を打ち出していて「ヨコミネ式教育法」という英才教育を実践しています。
これはご存知女子プロゴルファー「横峯さくら」さんの叔父さん「良文」さんが提唱している教育法。
元をたどれば、鹿児島県志布志市の保育施設の運営をしている時に構築したもので、「読む・書く・計算」を個々のペースで行わせて、その子が本来持っている能力を引き出すというやり方だそうです。
子供は「競争したがる」「真似したがる」「ちょっとだけ難しいことをしたがる」「認められたがる」という4つのポイントを刺激して、子供の自主性を引き出していく。
お陰で紀平梨花選手の運動能力は幼稚園時代に目覚めたよう。
ちなみに卒園時には全員が小学1年生で教わる漢字や九九、跳び箱7段が飛べるそうです。
まさにタイガーマスクの「虎の穴」のような幼稚園ですね…(笑)
幼稚園児のフォームとは思えないくらい股関節の開きと上体のひねりのタイミングが合っていて、相当速かっただろうな。
と写真見ただけで感じてしまう。フィギュア紀平梨花選手の幼少期は 恩師らに聞く https://t.co/08WKzqMsxy @kobeshinbunより pic.twitter.com/vyj9ZAvXpp
— さえたろう T&F Report 兵庫28 (@kusamo_saitaro) 2018年12月29日
その後小学校は「西宮市立大社小学校」を卒業し、「西宮市立上ヶ原中学校」へ進学しますが、「関西大学中等部」へ転校しています。
高校は「学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校」という、インターネットと通信制高校の制度を活用した学校へ入学し、必須時間を除いた時間を練習に充てているようですね。
現在の練習場所は「関西大学KFSC」に所属していることから、「織田信成」さんや「高橋大輔」さんも通った「関西大学」のリンクで行っています。
前述の濱田コーチをはじめ4人のコーチと、2人の振付師でチームを組んで練習に励んでいるのです。

まとめ
いかがでしたか?
今回は女子フィギュアスケートの新星「紀平梨花」選手について深掘りしてみました。
これからのウィンタースポーツの時期です。
紀平梨花選手の活躍がテレビでも見ることができますね!
とても楽しみです(*^_^*)
