長時間鉛筆やペンを持つ人にとっては、中指あたりにぽっこりできる見た目も良くない鉛筆だこって気になりますよね。
でも鉛筆だこを治す方法や防止することはできるのです。
ということで、今回は手の指にできてしまった鉛筆だこを治す方法や防止グッズなどの対
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中指にペンだこができる原因は?タコとマメの違いも!
ペンだこができる原因は、皮膚の構造上3層の一番外にある角質層が外からの刺激を受け、体を守る為に硬化するという一種の防御反応のためです。
ペンの持ち方が正しくないため、中指に無駄な圧力がかかってしまい、その防御反応として角質が固くなると共に、痛みが出てきてしまうのですね。
マメは皮膚の一か所に短期間で刺激を受けると体内で水分が集まって水膨れになったもの。
タコは刺激が繰り返さることで角質層が厚くなって硬くなり盛り上がったもののことです。
また、柔らかい部分にはできにくいのですが、指のように皮膚のすぐそばに硬い骨がある場合はできやすいという特徴があります。
ペンだこへの対処法は?
刺激を抑える
鉛筆やペンが触れても圧力や刺激があまりかからないようにする、という方法です。
皮膚への長時間の圧力や刺激が減れば、目立たなくなり硬化もなくなってきます。
少し厚手の手袋をしながらペンなどを持つあるいは絆創膏や保護パッドでペンのあたる部分を保護するなどがおすすめです。
またペンは細いものより太いものの方がより握りこむ力が少なく、指への負担が減るのでいいですよ!
市販のもので鉛筆だこ保護用商品はこちらになります。
お勧め№1プニュグリップ
100円前後で購入でき、指の保護はもちろんのこと正しい持ち方の習慣もつくという優れものです。
お勧め№2 Dr.Grip
その名の通りグリップが柔らかいペンです。
メーカーもいろんなところから発売されていて、400円~2000円とお値段も豊富に揃っています。
お勧め№3 ケアリーヴ
絆創膏で100枚入り1000円前後となり、サイズ枚数も様々です。
特徴は肌なじみがよくて違和感が少なく、水に強くて剥がれにくく、しかもお肌に優しい低刺激性となっています。
保護するにはもってこいの絆創膏です(^^)
角質を取り除く
手浴後に鉛筆だこの角質を爪やすりなどでこそげとる方法があります。
これはまずぬるま湯に10分ほどタコのできた指を浸けてふやかし、保湿液などで優しく揉み込みます。
すでに果てた角質層であるので痛みはないはずです。
ですので手浴後、軽石や爪やすりで少しずつこそげ取っていく方法になります。
あまり深く一気に取ろうとすると皮膚に負担がかかるので、ゆっくり時間をかけて取り除くのがいいですね!
お勧め№1タコなどの角質除去用カッター
これはタコや角質を取る専用カッターです。
替え刃が20枚ほどついて1000円ぐらいになります。
これ1本で指も足の角質も取れることはもちろん、水洗いができたりステンレスで錆がつかなったり、コンパクトで外出先への携帯にも便利なタイプなど、いろいろなタイプが揃っていますよ!
「手指の爪周りが硬くなっている部分も、甘皮ニッパーで切るより滑らかにスベスベに削ってくれます。
頑固な足裏の角質も、ニッパーで切ると段差が出来たりしますが、その仕上げにも使えます。」「さすがパナソニック!指もかかともよく削れます。
使ったあとは薬用保湿クリームでケアしてます。」
(引用:アマゾンレビュー)
専用の絆創膏を利用する
タコやマメ専用の絆創膏を使用するのもおすすめになります。
ゆっくり手浴や保湿をする時間がなく、
この専用クリームは角質剥離剤となります。
剥離剤というと引いてしまいそうですが、絆創膏のように角質が柔らかくなるまでほぼ貼りっぱなしでとても手間のかからない優れものです。
お勧め№1スピール膏
こちらはサイズがいろいろ有り、8枚入りのもので500円前後です。
健康な皮膚を軟化してしまうといけないので、ピンポイントにタコやマメに密着するサイズ調整シールがついていて安全ですよ!
医師に相談する
以上の方法で症状の改善がない時は、皮膚科などの医療機関で相談しましょう!
もしかしたらタコでもマメでもないかもしれません。
医師の判断でタコであれば市販のスピール膏よりも強力なクリーム
深刻な状態の場合は手術ということもあるかもしれませんが、とにかく医師に相談するのが一番ですね(^^)
ぺんだこを作らない正しいペンの持ち方と正しい姿勢とは?
正しいペンの持ち方
先程ご紹介したプニュグリップを使用すると正しい持ち方になるのですが、ペンの本来の正しい持ち方とはどんな持ち方がいいのでしょうか?
筆記用具を持った際の推奨される持ち方の角度があります。
《正しいペンの持ち方での角度》
ボールペン:机に対して60-90度
鉛筆:机に対して55-60度
万年筆:机に対して55-60度
と言われています。
この角度を保持しながら、正しいペンの持ち方をしていくのです。
正しい鉛筆の持ち方とは、親指、人差し指、中指は本来柔らかく、筆記具の上の方を持つように心がけるのがいいのです。
どうしても筆圧が高い人は、上記のプニュグリップやDr.Gripを使用しつつ小指に力が入るようにします。
すると親指、人差し指、中指に力があまり入らなくなるのです。
小指を軽く曲げくの字の状態で、手のひらの小指の付け根の下側から手首側のふっくらと盛り上がった部分を支点にして書くと筆圧も上がらず、疲れ知らずとなります。
あとは手全体でペンを包み込むようにして持ち、手の重みで文字を書くと筆圧がゼロに近くなり理想的な持ち方となりますよ!
正しい姿勢
正しい姿勢についてです。
正しい姿勢とは、机に座った時に体の前後に握り拳一つ分の隙間をつくり、体を自力で支えること。
そしてペンを持つ肘は机に対して90度になるようにします。
こうすることでペンを持つ指に余計な力が入らず、鉛筆だこも出来にくくなるはずです。
体のバランスを保ちながら、指先だけに力が入らないようにすることが大切なのですね!
トンボ鉛筆の動画も参考になります。
こちらの動画でのポイントです。
鉛筆を正しく持つ時に大切なのは、鉛筆の正しい持ち方とともに、姿勢と手の位置も大切になります。
動画を見ながら確認してみてくださいね!
《正しい鉛筆の持ち方ポイント》
①親指、人差し指、中指の3本の指で軽く持つ
②鉛筆は人差し指に沿わせる
3鉛筆の軸は紙に対して60度くらい、さらに外側に20度くらい傾ける
正しい持ち方になるグッズもありますので、チェックしてみてください。
こちらはドイツの正しい持ち方にしてくれるというシャーペンです。
カラフルで変わった形で、小学低学年から使えます。
さいごに
結局のところ筆圧が高い人に鉛筆タコやマメができるので、柔らかく持つことを意識するということです。
それもなかなか長年の癖で直らないということもあるので、保護するような商品を使いつつ、持ち方に気を配るということが一番いいのではないでしょうか?
できてしまったタコやマメに関しては、時間があれば保湿した後、除去用カッター、軽石などで硬くなった角質をとり、時間がなければ、スピール膏などで取り去るという方法もあります。
職業や学生さんなど、どうしても筆記具を使う人は別として、