写真のデータは、枚数制限を気にすることなく気軽に写真を撮ったり消したりできるようになっています。
しかし無制限ではないので、データの移し変えをする必要があります。
そんな時に活躍するのがDVD-RやCD-Rです。
そこで今回は、写真や動画に適したディスクや保存量、写真への現像の大切さなどについてまとめてみます(^^♪
DVDに保存できる写真は何枚?
現在は、写真や動画を多く撮ることができるようになりました。
が、最新のカメラにもデータ容量の限界があります。
ですので、写真や動画など多く残しておきたい時は、定期的にDVD-Rなどのディスクにデータを移しておくことが必要です。
その時、1枚のDVDでの保存枚数を知っておくといいですよね!
DVDなどの保存枚数は、カメラや写真の大きさによっても差があるので、およそになりますが、目安はつぎのとおりです。
・1000万画素クラスの写真:1枚で約3MB
・1400万画素クラスの写真:1枚約5MB
4.7GBのDVD-Rでは、データなどを除いていくと約4500MB分の画像を保存できるので、単純計算で4500÷画像のサイズ(1枚分のMB数)の答えがDVD-Rに入る写真の枚数です。
例えば、1枚3MBの写真だと約1500枚、1枚5MBの写真では約900枚を保存できるということになります。
・3MBの保存枚数:およそ1500枚
・5MBの保存枚数:およそ900枚
ちなみに動画になると、使用するレコーダーやPCで使うソフトの違いなどから、正確に何分まで動画が保存できるという言い方ができません。
でも、目安としては4.7GBのDVD-Rで標準画質の動画120分程度ですね。
DVD-Rは購入する際に120minなどと書いてあるものもあるので、その数字をチェックしておくと安心です(^^)

DVDーRとCDーRはどちらが写真の保存におすすめ?
写真は、DVD-R、CD-Rのどちらでも保存することができます。
DVD-RとCD-Rは、どちらも一度だけ書き込みができるディスク。
違いは単純にデータ容量の違いで、DVD-RはCD-Rよりも容量があるので、DVD-Rの方がより多くの写真枚数を保存できます。
しかし、容量の違いの他にも、メリット・デメリットがあるので、自分にあった方を選ぶことがおすすめです。
DVD-RもCD-Rも書き込める回数は1回きり、つまり上書き不可能なので、1000枚単位で写真を保存するなら、DVD-Rを選んだほうがいいですね。
しかし、デメリットとして、しっかり管理して保存しないと、いざ写真を選ぶときにデータがありすぎて苦労します。
一方、CD-Rは、1000枚を撮っている間のハードディスクの故障や保存ミスなど万が一に備えるために重宝するんです。
ですので、こまめにCD-Rで写真を保存すると、安心な上に、バックアップのディスクにもなります。
写真の保存には、一度に保存する写真枚数を目安として決めておき、例えば300枚もないならCD-R、300枚を超えるようならDVD-Rにするといった使い分けをしてもいいかもしれませんね!
ということで、DVD-RとCD-Rのどちらでも、写真の保存をするのに問題はないです(^^)

DVDーRとCDーRのデータは長期保存できる?
DVD-RもCD-Rも、データ保存用に使うものですが、DVD-Rにデータを移したから安心、その1枚のディスクが永久にデータを保存し続けるというという保障はありません。
なぜなら、ディスクの品質の良し悪しや、管理状態によっても保存できる期間が変わり、数年も経たずにデータが消えてしまうということもあり得ます…。
DVD-RやCD-Rは、直射日光はもちろんのこと、温度や湿度の高い環境に弱いものなので、そのような場所に長時間置いておくとすぐにデータが消えてしまうので注意が必要。
また大切な写真や動画のデータを保存しておくものなので、値段の安さにこだわりすぎない方が安全です。
そのため、ある程度安心できるメーカーのものを使用しましょう。
また、長期保存に向いているとされるDVD-RWやDVD-RAMでも、保存期間は5~7年程といわれます。
そのため、DVD-RやCD-Rを使用する場合は、それよりも早い段階でバックアップをすることも必要です。
しかし、より安心に長期保存するには写真に現像しておくこと。
大切な写真はアルバムに綴って管理しておけば、100年以上も保存され続けます。
容量や記録媒体が進化しても、写真本来の良さは変わりません。
データ保存が進化しても、根本のところは写真とネガの時代と変わらないのかもしれませんね。
写真に現像して残しておく、という大切なことを忘れないでおきましょう!
さいごに
今回はDVD-RやCD-Rを使用した写真や動画の保存についてみてきました。
数字については大まかですが、実際に使用するときに目安を知っておくだけでも少し安心です。
大切な思い出を、品質良く、かつ長く残せるといいですね(^_-)-☆
